世の中の見える世界から見えない世界まで思いっきり。特に、子供、教育、不登校、自閉症等 情緒に関心あり
天まで届け
景気対策で景気が良くならない訳
定率減税、公共事業、短期融資の準備、ガソリンなどの補助によって、個人消費を増やし、中小企業の繋ぎ資金に安心感を与え、赤字国債や財政出動を使い公共事業で仕事を作り経済を良くすると言う。この手法はこれまでも何度も繰り返してきた。今回も成功するとは思えないので、訳を考えた。
大きく借金している国が、さらにお金を持ち出して使い、どうして日本の経済が良くなるだろう? 働いて富を作らず、これまで貯めたお金やさらにお金を借りて使い、国や国民の経済が良くなり 金庫や財布が厚くなるなら伽噺ではないか?
借金して買い物をしても、買った瞬間や買ってもらった瞬間は言い気分かもしれないが、その後はお互い借金地獄を見るだけ。
それが日本が20年近く前、アメリカや世界が現在遭遇しているところではないか。何故繰り返す?
勿論この不景気がもたらした国の崩壊した最低限のシステムや国民の命や生活を守るセイフティネットの維持には持ち出しししても手を打たなければならない。
今回の経済対策はどれもそれには該当せず、不景気になった原因をとりのぞくでもなく、選挙対策と言われても仕方ないような間に合わせでしかない。
まして、反省することなく金融業の行き過ぎを公的資金や資金投入で支援するのは、カジノで負けたお金を公金でまかない、また元気にして、カジノのチャンスを与えてあげるようなもの。
日本は何だかんだと、巻き込まれ、資金投入に励んでいる。
これで景気が良くならないのは始めから分っているようなもの。
政府のお勧めで国民が金融商品にお金を預け、今回失ったお金は半端ではない。 今回のカジノ経済に巻き込まれた日本は以前の不良債権処理が反省の上ではなかったことを示している。
そして今回の国でやっている経済対策も次のギャンブルの機会を伺っているようなもの。
半年もたって倒産や失業者が増えたとき、あのときの緊急経済対策で被害をこの程度で抑えられたと恩着せがましく政府も学者も、メディアも口をそろえるに違いない。
お手本のアメリカは国の内外から失政が指摘されても、日本には失政がないかのようだ。
凄いのか?自ら振り返る能力が弱いのか?言えないのか?
(日本は、野党も、国民も、メディアも 失政だと指摘する言葉は聞かない。)