沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

首里城「書院・鎖之間庭園」が国指定名勝に

2009-05-22 | 琉球・首里城
ネットで、うれしいニュースを発見しました。
昨年、復元された首里城の書院・鎖之間(しょいん・さすのま)庭園が、その文化的な価値が認められ、国の名勝に指定されることになりそうです。
この庭園は、琉球石灰岩の地形とソテツやマツを中心にした珍しいもので、古絵図に描かれたり、琉球王国へ訪れた外国の賓客が日記などに素晴らしさが記されていました。
復元は、発掘調査、明治時代に測量された詳細な地図と見つかった数枚の写真などを元に、専門家による慎重な時代考証を重ねながら行なわれました。

2009年05月15日 沖縄タイムス
首里城「書院・鎖之間庭園」など3カ所が国指定名称天然記念物に

名勝として新規指定される「首里城書院・鎖之間庭園」=那覇市
 文化審議会(西原鈴子会長)は15日、琉球王朝時代、王族が接待の場で使用したとされる首里城の「書院・鎖之間庭園」など、史跡名勝14件を新規・追加指定するよう塩谷立文部科学大臣に答申した。県内からは3件の指定答申があった。
 名勝に新規指定するよう答申されたのは「書院・鎖之間庭園」の1件。史跡は16世紀に久米中城按司が築いたとされる久米島町の「宇江城城跡」が新たに指定される。史跡「今帰仁城跡」の北側に隣接する「今帰仁ムラ跡」や「ハンタ道」など集落遺跡は、同史跡への追加指定に答申された。