いつか行ってみたいと思っていましたが、念願叶いました。バスターミナルからタクシーで500円。
一階には、プロボクサーだった具志堅用高が世界チャンピオンになり、13回防衛した栄光、ファンやマスコミの期待や熱気が、新聞記事で伝わってくる。
二階に上がると、リングが用意されており、横にはサンドバッグとグローブがある。
サンドバッグを拳で叩いてみると、ズシリと重い。世界戦のリングに上がるまで、具志堅はどれだけの数、サンドバッグを叩いたのだろうか…。
いつのまにか、モニターが動き出した。
41年前の21歳の具志堅用高の強さに、圧倒される。相手は21勝(15KO)1敗の強打の世界チャンピオン。相手のパンチを見極めて、交わしたところに、強烈な左ストレートやフックを叩き込む。
強打の世界チャンピオンがリングから落ちそうになるほどだ。
世界戦14戦のうち9回をノックアウト勝ち。
全盛期の姿を今やテレビで見ることはほとんどできないが、この記念館では素晴らしいノックアウトシーンを全て見ることが出来る。
石垣島が育んだ英雄の栄光が、ここにある。