沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

日傘と女医さん

2018-08-14 | 沖縄の気象・台風


お盆の墓参り。
陽射しが厳しいので、日傘を差してみた。
郵便貯金したら、郵便局がくれたモノ。
これが、想像以上に、涼しい。
下に向ければ、地面からの紫外線照り返しも防げる。紫外線の6割は照り返しなのだ。

帽子より優れているのに、男性はなぜ使わないのか?
日傘は女性のモノ、その先入観は誰が作ったのだろうか。

水納島の海水浴&日光浴は、心がとてもリラックスできた。
しかし、1週間しても真っ赤に腫れ上がった背中とお腹の肌が治らない。
家にあったワセリンや消費期限切れのアズノールでしのいでいたけど、痒みと痛みが治まる様子がない。
やはり皮膚科に行こうと思ったのだが、土曜日は祝日、月曜日はお盆休み。3軒目で電話が繋がって、初めて行った皮膚科が女医さんだった。
この恥ずかしい日焼けを見られるのかあ。

「日焼け止めクリームは塗らなかったのですか?」
女医さんからストレートな質問が来ました。
「顔や肩、膝 スネなどはクリームを塗ったのですが、お腹や背中は塗りが足りなかったようです」
足のスネを見るとクリームの境界がよく分かる。

「沖縄の人は海水浴に行くんですか」
「あまり行かないみたいです」
次は、一般的な質問を混ぜて来ました。
それとも、私の落ち度をやんわりと指摘しているのだろうか。

「赤いところに薬を塗ってください。ステロイドが入ってます。皮膚はターンオーバーしてきます。」
「ターンオーバーってなんですか?」
今度は、専門用語を混ぜて来た。
皮膚が再生することだった。

「どのくらいで治癒しますか?痒くて夜中に目が覚めます」
「1週間くらいだと思います。飲み薬を1週間分出しましょう」

原因を的確に指摘して、再発防止の認識も持たせて、今後の見通しも明確だった。無駄がない。女医さんらしい。

私は無駄だらけだ。