沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

摩周湖 阿寒湖 オンネトー 

2024-08-26 | 国内旅行
【牧草ロール】
北海道といえば牧場、牧場といえば牧草。牧草といえば牧草ロールを作る機械。
カタコト、カタコト動きながら牧草を刈り取って進む。
おなかいっぱいになったら立ち止まって、停止。
ウンウン唸って、ポトリと牧草ロールを産み落とす。
フンコロガシみたいでかわいい。ずーと見てられる。

【摩周湖】
裏摩周湖展望台です。摩周湖には展望台が4つあります。
3つは表側で人も車も多いですが、ここは裏側(北東側)。森の中にこじんまりとしています。

阿寒湖に向かう途中、エゾシカに出会いました。

【阿寒湖】
昔来たときは、”いわゆる俗な観光地”のイメージだったけど、洗練されてました。
環境省の阿寒湖畔エコミュージアムセンターも充実しているし。
すぐ近くにボッケ遊歩道も整備されてるし。
ボッケとは、アイヌ語のポフケ(煮え立つという意味)が由来で、地下から火山ガスと泥を吹き出す現象。
泥は97度と非常に高温だそうです。
遊歩道でエゾシカに出会いました。至近距離です。
耳を向けてこちらの様子をうかがっていますが、こちらが動かないでいると、木の葉を食べ始めました。
【オンネトー】
アイヌ語で、年老いた沼、あるいは大きな沼の意味。
湖の色が変化する神秘の湖。曇りと霧なので、オンネトーブルーが一瞬だけ。
47年ぶりですが、変わっていない自然にホッとします。

【雌阿寒岳と阿寒富士】
左側の雌阿寒岳の噴火で、川の流れが止められてできた湖。
47年前は、摩周湖YHから雌阿寒岳を登山しました。


【オンネトー湯の滝】
オンネトーの南にキャンプ場があります。
駐車場に車を停めて、林の中の道を20分ほど歩きます。
池と、落差30メートルの滝がありました。
触ると温かく、温泉の滝です。
黒いのは、酸化マンガンが生成されているからです。不思議に思いますが、この辺りにマンガン鉱山があり、過去に採掘されていました。
すなわち、この黒い酸化マンガンがあることで、「温泉水の中の微生物が、マンガン鉱物を生成する世界唯一の場所」だと明らかになり、2000年に国の天然記念物に指定されました。

ここは過去に開発され、滝上に露天風呂があったり、グッピーなどの外来熱帯魚などが飼育されていました。
しかし、環境省が数千匹の外来魚を根絶され、今ではもとの自然が復元されたそうです。
 
【オンネトー湯の滝マンガン酸化物生成地】

滝の横に小屋には、科学的な事実を示す説明看板がありました。