朝から小源太と温泉に入った。朝ご飯はビュッフェだったが、結構豪勢だった。
9時に宿を出て、鳥羽水族館に行った。アシカが大きな声で叫んだので、小源太は恐がって怯えていた。アシカのショーもあった。ジュゴンやスナメリ、ペンギン、ラッコなどもいた。ピラルクが一番強烈な印象だった。
昼前に伊勢市に向かって出発し、まずは伊勢神宮の外宮に行った。僕は大学時代に何度か内宮には行ったことがあるだが、外宮は初めてだった。内宮は天照大神で、外宮は豊受大神と最近聞いて、これはぜひ外宮に行かなければと思っていた。
正宮に参拝して別宮にも参った。別宮に行く途中に亀石があるが、なぜか参拝者に踏まれてしまう場所にあり、背中がくぼむほどに踏みつけられている。可哀想だった。
別宮は風宮、土宮、多賀宮とある。多賀宮は昨日の賀多神社と名前が似ている。
内宮にも行った。外宮の倍くらい参道があって、小源太を連れては大変だった。おかげ横丁でお土産を買い、赤福氷も食べて、帰路に着いた。
帰りは伊賀越えの道をとった。国道386号線は途中ですさまじい山道になり、すれ違いもできなくなるほどの難所になる。
美杉村は市町村合併で津市に編入されたようだ。津市は奈良県とも接しており、伊勢湾から奈良までのものすごく広大な市域を持つ市になっていた。行っても行っても、津市から出れないので、これは津市長は大変だと思った。
名張市、伊賀市(旧上野市)を通り、京都府南部から帰ってきた。途中、渋滞にも絡まれて、綾部に帰るのに6時間ほどかかった。
3日間で600キロの行程だったが、ほとんど高速道路に乗るところがなかったので、距離以上に長かった感覚がある。でも、家族旅行は楽しかったので、また年に1回ぐらいは行けたらいいなと思った。