朝8時半に悟さんに迎えに来てもらって、途中で光くん親子と合流し、高津コミセンへ。丹州社主催の「田植え&バーベキュー」イベントを開催した。田植えは輝くんの田んぼを使わせてもらい、準備も全部輝くんがしてくれた。天気を心配していたが、きれいに晴れ上がった。
丹州社とは地域政策研究を目的とする政治団体で、綾部のみならず京都北部(丹州)の地域政策を考えることを目的にしている。輝くんが幹事長で、卓ちゃんも幹事なので、農業は政策研究会でも最初に取り上げたテーマであり、国づくり・地域づくりの基盤としてしっかり考えていかなければならないことだと思っている。
「お田植え式」という神事があり、天皇も田植えをされるそうだ。皇居にも田んぼがあるらしい。また、皇居には養蚕所もある。皇后は養蚕をされると聞いたことがある。田植えは「食」を象徴し、養蚕は「衣」を象徴する。日本古来の伝統産業の大切さを今に伝える行事だと思う。
綾部は農業はもちろん、養蚕業も太古の昔から盛んであった。今日の事業は、命の源である食について考えるきっかけとすることが目的だったが、「土を大切にし、土に根ざした産業・文化・伝統を大切にする」という丹州社の政策目標とピッタリするなあと田植えをしながら考えていた。
大人の男が6人で、あと14人が女性と子どもだったので、田植えの進み具合が心配されたが、まあまあ「体験」という程度はすることができた。半分以上は輝くんの田植え機が活躍した。小源太も田植え機に乗せてもらって、「良かったね、良かったね」と喜んでいた。
昼前から準備を始めて、バーベキューをした。アホアホ教教祖を名乗るシゲちゃんが来賓として開会挨拶をされたが、ほとんど聞かれていなかった。「輝もアホアホ教入会せえへんこ?まず会費30万払え」と勧誘をしておられた。
野菜も買ってきていたのだが、ステーキ肉のインパクトが大きく、野菜はほとんど残っていた。肉は20枚ほどあったが、さすがに食べ切れなかった。焼きそばも買っていたのだが、そこまで進まなかった。バーベキューはステーキに限るなと感じた。大人でも1人1000円で食べ切れないくらい買えるし、豪華さがある。薬味の大根おろし、ニンニク、わさび、ネギを入れ、しょうゆで食べた。
悟さんのダッチオーブンでは、鶏の丸焼きを作った。悟さんが器用に鶏の中にニンニクとジャガイモなどを入れてこんがり焼き上げていた。食べ終わった鶏がらは持って帰ってスープにした。明日はラーメンでもしたら良さそうだ。
16時頃までダラダラして、家に帰った。テレビを観ていたら眠くなって、寝てしまっていた。丹州社のメンバーもだんだん結婚して、子どもも増えてくるので、こういうイベントはいいなと思った。もち米の田植えをしたので、秋には収穫し、餅つき大会も考えよう。