国民投票法案が参議院を通った。しかし、憲法改正には国会議員の3分の2による発議が必要で、なおかつ国民投票で過半数の賛成を得なければならない。
いわば、手続法であって、どのように憲法を改正するかの論議がまだ本格的には何も出ていない中で、野党や筑紫哲也がなんでこんなに気色ばんで反対するのかと思う。
筑紫哲也の意見はまったく個人的なもので、ジャーナリストとは思えない。説得力が何もないし、説得しようともしていない。
「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」は未来永劫、守っていかなければならない。
拉致問題などに関していえば、この3つの原則が侵害されている。拉致被害者が生存していることが分かっても、救出に向かうことができない。
竹島が不法に占拠されていても、指をくわえているしかない。
日本国憲法の3つの原則は、国民の生命と財産を守るためにあるのではないだろうか?改正論議以前の問題が日本には多すぎると思う。