朝7時にハートセンターに集合し、ユニセフの皆さんと京都に向かった。僕が一台と森本会長の息子さんが一台、車を出していただいた。
8時半過ぎに、府庁の近くの平安女学院高校に着いた。
副校長の今井先生が担当されている「ソーシャルスタディ」という授業で、ユニセフのことを取り上げていただいた。「生命」をテーマに今年は授業をしておられるそうだ。
ユニセフ学習の対象は1年生の約90名で、3クラスに分かれているため、45分ずつ、トリプルヘッダーをさせていただいた。 45分でビデオも観てもらったので、時間が足りず、3回とも試行錯誤の連続となった。
無事、終えて、今井先生にはなんとか喜んでいただけて良かった。
先生のご好意で、旧有栖川宮邸を見学させていただいた。最近まで裁判所の官舎として利用されていたそうだが、平安女学院が買い取られたそうだ。まだ、一般公開などもされておらず、特別に見学させていただけた。 邸内には、能舞台もあった。(板張りの部分)
能舞台の奥には応接間があり、一段高い座るようなところもあった。
有栖川宮邸の向かいには、平安女学院の教会がある。聖アグネス教会といって、日本聖公会の教会だった。こちらも中を見学させていただいた。
昼食を食べ、綾部に戻って、会社で少し仕事をした。
夜は、井倉町公会堂での地区懇談会に参加した。
都市計画道路のことや都市計画の問題、農業後継者のこと、国政がチグハグしていること、地域コミニュティの問題などが出された。 これで今回の地区懇談会は終了した。全17会場を回らせていただき、貴重なご意見ご提案をたくさん聞かせていただいた。
これを実現に向けて、少しでも前進させられるよう、来週、とりまとめ会議を行って関係各所への要望もしていく予定にしている。
この地区懇談会の開催については、内部の会議でも時間をかけて様々な議論をした。
最終的には「我々は地域の要望実現を目指してスクラムを組むべきだ。地域や組織の枠を超えることで、それぞれの選挙には良い影響を与えないかもしれない。だが、そういう個人利害を乗り越えて共闘し、要望実現を目指さなければ、綾部市に明るい希望が生まれてこないのではないか」という結論で、四者開催することになった。
こういうことは初めてのことだったので、当惑された方もあったと思う。
ある方には、「もっと、源ちゃんの後援会の集まりみたいなものかと思って来たのに…」と言われることもあった。
またある方には、「面白かった。こういう機会を年に一度と言わず、年に何度もやってほしい」と言われることもあった。
「地域要望や政治のことを中心に話ができるこんな場は今までになかった」と言われ、これこそが「みんなが参加する、参加できる政治」の始まりなんだなあと実感した。
佐々木府議が自ら、ホームページの掲示板で私たちの地区懇談会の開催について批判しておられたが、お互いの批判よりも、それぞれができることをできる場所で思い切りやることが今は大事なのではないかと思う。
党首選を無投票にした民主党の幹部がテレビで、自民党総裁選に水を差そうとしていることに似ている。
将来に向けた布石で今回勝つもりがあろうがなかろうが、若い人がどんどん手を挙げられるようになった今回の総裁選のあり方は、良いことだと思う。
「大連立」するのではなく、自民党と民主党がそれぞれ立場と政策と実績を明確にして、切磋琢磨しなければならない時代になっている。