最終日、三日目。
雨の中、朝8時にホテルを出て、「西の高野山」と言われる最教寺に参拝する。
弘法大師が唐に行った後に修行をしたお寺であり、住職も平戸の猶興高校時代、ここで修行をされたそうだ。先々代は玉川さんとおっしゃり、縁戚関係だということだった。
本堂で現在の住職からお話を聞かせていただいた。
仏像などが保管されている霊宝館を見学し、その後、佐世保市に向かった。
佐世保で九十九島という眺めの良いところを観るために山頂に上がったが、あいにくの雨のため、雲におおわれていた。
午後、佐世保を発ち、電車に揺られて、20時前に綾部まで帰って来た。
無事、事故も何もなく、旅が終了して良かった。僕は班長も任されていたので、ホッとしたが、玉川さんはもっとホッとされていたことだろう。
今回の旅では、玉川さんのルーツをたどることもでき、今後、正暦寺の護持活動をしていく上でも良い体験や見聞ができたと思う。
会社に戻ったら、今度の日曜日の「地引網体験」の会議で、皆さん集まって作業をしていただいていた。それに加わり、資料が完成したのは明け方の3時だった。
皆さん、本当にお疲れ様でした。今週末は晴れて、楽しい地引網になれば嬉しい。