午前10時、口上林に新たに完成した《上林清流の里公園》の完成式典と完成祝賀会に出席した。
京都府の地域主導型公共事業の予算1億円を活用して、川祭りなどの会場となっている河川公園の整備が行われた。
午後、山家の和木梅祭りに行った。梅はまだ蕾が“ほころびかけ”くらいで、あと1週間先なら満開だっただろう。
15時からは市民センターで、綾部世界連邦運動協会(鹿子木旦夫会長)の《まちかど講演会》を聴講。
明治の元勲、桂小五郎(木戸孝允)の子孫で、昭和天皇に仕えた最後の内大臣、木戸孝一氏の曾孫にあたる木戸寛孝さん(世界連邦運動協会 常務理事)が「展望! 2020―近未来のリスク社会を読み解く!」と題して講演された。
「時代は回転する」というのは、僕もよく理解ができる。
これをできる限り、受け止める方がニュートラルに受け取れるように話すのは難しいが、そういうテーマを初対面の様々な思想ジャンルの人たちを前に、オープンな場で説明するという難しいことに果敢にチャレンジされた講演だった。
そこに大変意義深いものを感じた。
ただ、どこで回転するかと考えるポイントをズラすことで、未来の見え方もずいぶん変わってくるので、そのポイントの位置は僕のポイントと40年の違いがあるなあと思いながら聞いた。