四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

「花子とアン」の「蓮子さん」が綾部に来ていた!

2014年05月27日 | 歴史の探求

 朝、高橋市議が来て、安場川の河川工事に関する状況を説明してくれた。
 すぐに草が伸びて、水の流れを阻害するため、毎年のように要望が来て、府土木事務所に依頼して工事をしてもらっている。
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 11時から綾部大本協賛会の総会に出席。挨拶をさせていただいた。

 現在、NHKの朝の連続テレビ小説「花子とアン」出演している女優・仲間由紀恵が演じる「蓮子さん」のモデルとなっているのは「柳原白蓮」だ。「大正三大美人」の一人としても有名な歌人であり、村岡花子とは生涯を通じての交友を持った。

 ドラマの中では現在、九州の炭鉱王と結婚しているが、この先、宮崎滔天の長男である東大生の宮崎竜介と駆け落ちする。世に言う「白蓮事件」である。

 この時、白蓮逃げてきたのは綾部であり、匿ったのは大本の出口王仁三郎であった。
 今の現長さんのところにあった大本の別荘・松雲閣大正11年ころに約1年白蓮は暮らしていた。

 当時は姦通罪という罪もあったが、炭鉱王の夫は訴えなかったという。男気があったのかもしれないし、出口王仁三郎玄洋社(福岡藩士が中心となって設立)の頭山満などとのつながりもあったので、話をつけてやったのかもしれない。

 白蓮の影響もあったのか、大正12年には霊界物語エルサレム物語を口述し、「マリヤ」という登場人物が出てくる。

 物語には、綾部からエルサレムまでの行程も描かれており、翌13年王仁三郎植芝盛平らを連れて、日本から中国、そして蒙古に入った。そこで馬賊に捕まり、あやうく助けられて日本に送還されているが、王仁三郎の目的地はおそらくエルサレムだったのだろう。

 ドラマの中に綾部は出てくるかな?と原作本を読んでみたが、残念ながら綾部の記載はなかった。

 綾部の歴史は調べれば調べるほど、おもしろいことがたくさんある。もっと調べるべきではないか挨拶した。

 

 午後は13時半から、あやべ福祉フロンティアの運転講習で挨拶。市社協「だんないカフェ」送迎ボランティアをされる方々に制度のことなど説明した。

 

 夜は、綾部電気工事業協同組合総会懇親会に出席。乾杯の挨拶をさせていただいた。


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