21日㈪、15時から、綾部衛生協会(高橋辰夫会長)の定期総会に出席。食品衛生優秀店の表彰等が行われた。総会終了後の懇親会は広小路ゆらりにて。乾杯の発声をさせていただいた。
22日㈫は10時から、綾部駅北口に完成した京都府北部産業創造センターの開所式に出席した。京都府からは山下晃正副知事にご出席いただいた。
山下副知事や兒島宏尚前商工労働観光部長には途中、動きが遅くなっていたこの事業をしっかりと完成させるために大きなご尽力をいただいた。
私が府議になって1期目半ばの平成25年1月、四方源太郎後援会の副会長をしていただいている綾部紡績の松田英治社長が「こんなこと知っておられますか?」と京都工芸繊維大学の古山正雄学長(当時)が「京都工芸繊維大学改造計画~KIT主義の確立~」と題して講演された資料を持って事務所に来られた。
その中に「工芸研究と繊維研究のフラグシップの確立(拠点形成による見える化)」とあり、「京都府綾部市を拠点にファイバースクールの産学公連携展開と繊維研究の拠点を整備する」という記述があった。
京都工芸繊維大学にそういう思いがあることを知り、京都府や綾部市にそういう動きを知っていますか?と確認したが、その時点では両者ともに把握されておらず、よくよく調べてみると古山学長が個人的な思いで発言されたということではあったようだったが、その後、古山学長の意向を受けて、京都府、綾部市、グンゼ、工繊大の会合がスタートして、今日の京都府北部産業創造センターの開所につながった。
これにはさらに遡ること6年、平成19年6月に京都北部産業技術支援センターを綾部市や京都府、グンゼによって開所していただいていたことが基礎になっている。
この北部産業創造センターを核に「北部リサーチパーク」を構想すると、山田啓二知事(当時)が平成27年12月議会での私の代表質問に対して表明されたが、今日はその第一歩を踏み出した。
その後、多少進捗が遅いと感じられることがあったので、平成28年6月議会の一般質問で再度質問し、その際、「北部産業技術支援センターは、ものづくりに携わる若い人たちが、ものづくりの産業というのがこれからの重要な産業なんだということを感じられるようなデザインとか、中身とか、そういう本当に明るい希望の持てる施設として、ぜひ新しくつくり直していただきたい」と洗練されたデザインの新築建物での開所を要望し、その通り、地方創生をの補助金を取り込んで素晴らしいものを作っていただいた。
今後、私としては「北部府庁」などの府や国の機関、企業、大学の研究機関や本社誘致、大学誘致、商業施設誘致などにつなげていき、綾部駅周辺を北部の核として発展させていきたいと考えている。
午後は清山荘で電話システムの更新に関する打ち合わせ。
夜は正暦寺の総代会に出席した。