7日㈫、午前中、2件の来客。夜は綾部鉄工工業協同組合(波多野隆史理事長)の新年会に出席。挨拶では綾部市を「農工業の研究拠点」としたいと考えているという話をした。
2年前に京都府は総合計画を改定し、新たに「京都フードテック基本構想」を策定し、これを推進することになった。この「フードテック」こそが「農工業」であり、その素材生産の研究拠点として、綾部市の以久田野に京都府農林水産技術センターが亀岡市から移転してくることが決まっている。
以前から立地している綾部駅北の北部産業創造センターと連携することで、綾部市は府内第一の「農工業の研究拠点」となり、地元企業によるオリジナルの製品、作物、種子等を生み出し、新たな産業創造につなげていきたいと考えている。
それは「農工業」企業として創業したグンゼを生み出した綾部に適合した「産業創造」だと思っている。
8日㈬、監査委員としての現地監査のため、10時45分に京丹波町(旧和知町)にある京都府林業大学校(大下起代校長)へ。大下校長、松尾健司林業教育推進部長から学校の近況等をお聴きした。
林業機械の操作体験ができる機器も触らせてもらった。
府立農業大学校も学生の確保に苦戦しているが、林業大学校も同様で、定員20名に対して、令和5年度入学生は11名、6年度は12名とのこと。卒業後の就職は現在でも学生1名に対して5社からの求人があるくらいの「売り手市場」となっているようだが、あと8名を増やすために「京都府職員として毎年1~2名は採用するようにしたらどうか?」と提案した。
府立大学との連携で林業公共政策士という資格も取れるようなので、京都府や府内自治体職員という道もできれば、学生ももう少し増えるのではないだろうか?
帰りにトイレのために和知の道の駅「和」に寄ったら駐車場がいっぱいだった。思わず、何が人気なのか?と中に入るとレストランに人が多くおられた。
田舎の食堂にしては、まあまあの値段だが人気があるようだ。なごみそばデラックス(850円)を食べてみた。レストランの窓の下には由良川が流れ、豊かな里山風景が広がっている。
午後は事務所にて、来客や事務仕事。風が強くなってきて、雪が降りそうだ。
明日9日と10日は綾部恵比須神社(綾部市並松町、熊野新宮神社境内)での「初ゑびす大祭」を行います。ぜひご参拝ください!
9日にはキッチンカーや飲食出店もあります。ホットドッグ、グリルチキン、温かいドリンク、焼き団子、クレープなど。
参拝していただくと甘酒接待と福引きもあります。