9日㈰、雨で綾部中学校の運動会は中止になった。代替日は次の水曜日になるそうだ。
午後、ITビルで開催された環境省と浄化槽フォーラム共催の「浄化槽フォーラムin綾部~川を大切に、浄化槽の推進を!~」に出席した。全国から大勢の浄化槽に関係する自治体職員や事業者、市民団体の方々が参加しておられた。舞鶴市の池田正義府議にも出席していただいた。
環境省浄化槽推進室の松田尚之室長の開会挨拶に続いて、地元を代表して山崎善也綾部市長の来賓挨拶の後、基調講演「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する~山梨県道志村の場合~」(講師:大田昌博前同志村村長)が行われた。
道志村は横浜市の水源地であり、横浜市からの支援も受けて、浄化槽(合併処理浄化槽)の推進によって水洗化を進めておられるということなどを詳しくご説明いただいた。
基調講演に続いての事例発表では上林川を美しくする会の取り組みを川端勇夫副会長が説明され、地道に地域住民の皆さんが自らの啓発や研修、草刈りやゴミ拾いなどの活動に取り組んでおられることがよく分かった。
パネルディスカッションは浄化槽フォーラム代表理事の竺文彦龍谷大学名誉教授がコーディネーターを務められ、環境省の松田浄化槽推進室長、京都府の安田将広水環境対策課長、木曽流域みん・みんの会の河﨑典夫代表、四方八洲男前綾部市長がパネラーとなり、浄化槽の推進について様々な意見が交わされた。
今後の人口減少、高齢化を考えるとき、安価で柔軟に対応ができる浄化槽の役割はたしかに高まってくると思うし、これだけ災害が頻発するなかでも浄化槽を見直すべきだと感じた。
府議会でもちょうど環境・建設交通常任委員長をしているので、委員会で浄化槽の勉強もしてみたいなと思った。