10日㈪は夕方から京都に行き、北山の京都コンサートホールへ。
同僚の二之湯真士府議が代表を務める一般財団法人「響きの都オペラの祭典」が主催された「ボローニャフィルハーモニー管弦楽団の特別演奏会」に行った。今年で3回目となるが、お付き合いで毎回行かせてもらっている。
クラシック音楽やオペラは全くの素人であるが、聴きごたえのある良いコンサートだった。3回目で最もまとまりのある良い内容だったと思った。
ただ、こういった事業が京都でも採算が取れないそうだ。「文化首都」を自称する京都で、こういった事業が採算が取れないとすれば、日本ではこういった音楽を公的支援なしには楽しめないということになる。
人口がさらに多く、経済的にも豊かな東京なら、おそらく成り立つのだろう。文化と経済は密接な結びつきがある。文化庁の京都移転は同時に人口や経済力の移転もなければ、いずれ東京に戻っていくことになってしまうとも思う。