22日㈫、10時から住民の皆さんと府中丹東土木事務所との話し合いに立ち会い。昨夏からの懸案の課題であったが、土木事務所にも努力していただき、一定の対応策を行うことになった。
事務所に戻り、来客4件。
午後は電車で西舞鶴へ。綾部駅のホームで綾部鉄工組合、日東協力会の皆さんと一緒になった。
15時20分から、京都府中小企業団体中央会(渡邊隆夫会長)の「北部地域新年懇親会」に出席した。
新春講演会の講師は黒谷和紙協同組合の林伸次理事長で「黒谷和紙、災害からの復興と取り組み」と題してお話された。写真や動画も交えて、昨年7月豪雨での被害と復旧状況や黒谷和紙が製品になるまでの手作業の丁寧な工程がよく分かった。
講演後は懇親会があり、府北部の中小企業団体や協同組合、行政、議員、金融機関による交流が行われた。渡邊会長がいつもと違い、政治家を褒め持ち上げる挨拶をされたので何かお考えがあるのだろう。
黒谷和紙協同組合の専務理事や組合員、研修生の方々ともお話させていただいた。2007年にNHK朝ドラ「ぴあの」(純名里沙主演)では黒谷和紙が舞台のひとつになったが、そういうことはもう今の黒谷の方は知っておられないそうだ。あの頃は一時、観光客も増えていた。
懇親会は小一時間で失礼して、綾部に戻り、18時半から北部産業創造センターでの第4回シェアリングエコノミー研究会に参加した。企業、一般市民、金融機関、行政職員、観光協会、商工会議所、高校、大学生、IT事業者など、今までの倍ほどの方々が中丹全域から集まっておられた。
1年ほど前に㈱吉崎の永本司社長から相談を受け、ちょうど京都府中丹広域振興局の野村賢治局長とも「中丹地域の若者パワーを発掘する取り組みをしたい」という話をしていたところだったので、当時の城福健陽副知事(北部振興担当)などにも説明をした上で、中丹広域振興局の企画振興室にもプロジェクトの事務局に加わってもらって、約半年の構想、企画、研究を経て、ようやくシェアサイト「お醤油貸して」の試行版が今日、お披露目された。
北部産業創造センターを「ICT教育の拠点」にと京都府には要望しており、このシェリングエコノミー研究会のような大人と学生が一緒に取り組み、行政と民間がうまくコラボレーションしているプロジェクトも側面から応援していきたいと思っている。
大学生から、いずれ高校生、中学生、小学生の「産業創造力」を引き出して、府北部地域を盛り上げていきたい。
京都府、綾部市、京都工芸繊維大学が主催し、北部産業創造センターを会場に、2月16日㈯13時から15時で「親子で楽しむ体験イベント ロボットサミット2019」を計画し、現在参加者を募集しています。(先着順)
こういう子どもがICTを学べる機会を、官民のコラボレーションによって、もっともっと増やし、北部産業創造センターを「ICT教育の拠点」とできるように頑張ります!