22日㈭、午前中は「京都かしいしょう」を運営する㈱吉崎(綾部市広小路2丁目)を訪問し、永本司社長と懇談。学校は違ったが学年が同じなので、以前から親しくさせていただいている。
コロナの影響で成人式は売上減しているものの、お宮参りや七五三などの家族イベントは逆に増えているようで、先が見えない中でも忙しくしておられるとのことだった。
綾部の町の賑わいづくり、綾部での教育移住の推進、子どもや若者にも魅力あるまちづくりについて意見交換した。
「笑福enishi」という結婚相談所をやっているということも教えてもらった。
午後は種清喜之市議に来てもらって、自民党綾部支部の役員会や総会に向けての協議。
夜は里山ねっと・あやべで開催された「トランジションタウン」の勉強会に参加した。「僕らが変わればまちが変わり、まちが変われば世界が変わる」(著者:榎本英剛、発行:地湧の杜、2021.3)の出版記念講演で著者が「トランジションタウン」について講演され、その後、参加者同士の意見交換にも参加した。
トランジションタウンとは、イギリスで2005年に始まった活動で「市民が自らの創造力を最大限に発揮しながら、地域のレジリエンス(底力)を高めることで、持続不可能なシステムからの脱依存を図るための実践的な提案活動」と定義されるそうだ。
神奈川県相模原市藤野(旧藤野町)で通帳型の地域通貨の発行や森林整備、地域電力事業などに取り組んでおられる事例について話を聴いた。
綾部で開教された大本には「型(モデル)を出す」という思想があるので、話の内容はすっと入ってきた。
地域通貨「ゆーら」を2002年に発行した経験から、地域通貨の意義についても理解ができた。NEXTが中心となって地域通貨研究会を開催していたのは2001年のことなので、あれから20年も経ったのかと思った。研究会を始めた頃に大本の出口王仁三郎聖師が書かれた「大正維新について」という皇道経済論の論文をもらったが、それが地域通貨の思想とも根源でつながっており、驚いたのを覚えている。
最近、こういった集まりにあまり出れていなかったので、コロナで予定が減った分、新鮮な体験もできるようになって良かった。