午後、事務所に西田昌司参議院議員が来られた。「民主党は確信的ペテン師だ!」と論じられた。
山崎市長にも来ていただき、二人の“経済対談”は、お金を払って聴くような面白い話だった。
お二人は同じ年で、学年は早生まれの市長が一つ先輩になられるそうだ。50才前後のこの世代が活躍する日本になれば、政治に安定感が生まれてくるのではないかと感じた。
30代の僕らの世代は、中心世代に厚みをもたせるために、さらに新しいものに挑戦していく世代だと思う。
16時からは、比例代表候補の街宣車に乗って、約2時間の街宣を行った。
今回の選挙で民主党が勝利すれば、何のムダ削減もせずにすんなりと消費税増税へと進むだろう。
自民党は“付け焼刃”的な増税を主張しているのではない。
あくまで社会保障の財源として議論していこうという考えであり、谷垣総裁は菅首相の増税論に乗るつもりは全くないと明言している。
逆説的に言えば、この参院選で民主党が負ければ、自民党も消費税増税の話を持ち出せなくなるだろう。
僕自身は、消費税増税に反対だ。
もしやるとすれば、国が、国民に見えるかたちで痛みを伴う改革をした後だろう。国民や地方に痛みを押し付けるのを“改革”だと国は勘違いしているように思う。借金にまみれた人に追い貸しするような増税は無駄だ。
テレビのコメンテーターは挙って、「消費税はいずれ増税しなくてはならない」というが、それは彼らが綾部にはまずいないレベルの高給とりであるからだ。
1万円の買い物をしたら1,000円の消費税というのは、よほどの覚悟が必要だ。それに伴う社会保障の整備なしには大きな悲しみを招くことになるだろう。
日本はアメリカとも、ヨーロッパとも違う。日本では、独自の“家制度”が社会保障を担ってきた。“家”を破壊する「外国人参政権」や「夫婦別姓」を推し進めようとする民主政権が言う消費税増税には全く賛同できない。