四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

まること

2010年07月18日 | 寺社行事

 朝4時に起床し、4時半から黒住教本部の神道山に登った。登るといっても、エスカレーターが山頂まで整備されている。

 山頂には、日の出を遥拝する舞台があり、信者さん方が早くから座って待っておられた。

 しばらくすると教主様がお越しになり、朝の祈り『日拝式』が始まった。毎日、日の出の20分前から行われている。

 みんなで祝詞を上げ、“ご陽気修行”という腹式呼吸のようなことをしながら、日の出を待つ。
Dscf9364 Dscf9367  神々しい日の出を拝み、心が洗われるような素直な清々しい気持ちになった。

 『日拝式』の後は、『大教殿参拝』、『奥都城参拝』と続いて、朝のお勤めは終了した。

 大教殿という神殿では、『道の理』という一文を読んでいただいた。教祖がおっしゃった言葉をまとめたものだそうだが、心の中にストンと落ちる気がした。

 人(ひと)というのは、陽(ひ)が止(と)まるから「ひと」というそうだ。

 心は「こごる」という意味で、太陽の陽気が体内で凝結して「こころ」となっているので、欲を捨て、正直になれば、太陽と同じものが体内に宿っている。

 神様に任せて、全ての体験をありがたいと思い、太陽の光を体内に止めて、おもしろく楽しく思い続けて生きれば、人が活きてくるのだそうだ。

 今の教主様は、『まることの生活信条』ということを広められている。
 一、お日の出を拝もう
 一、親を大切に、先祖を敬おう
 一、明るいあたたかいことばを使おう
 一、人に親切に、とりわけ弱い人に あたたかい手をさしのべよう
 一、人のために祈ろう

 “まること”というのは、“循環”のことであり、また“誠”という言葉でもあるらしい。

 昨日の喜楽鉱業と驚くほどピタッと重なった。こういうことは宗教的には“神慮”というそうだ。

 宝物館で備前焼を見学した後、教主様に朝食を御馳走になった。偉大な、気さくな、あたたかい方だった。

Dscf9374_2  これまでの人生で純粋に、朝の日の出を待ったことはなかった。
 良い体験をさせていただき、大きなエネルギーをいただいた。


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