今朝も小源太とラジオ体操へ。涼子は起きられずに不参加。
夜は、フロンティア中上林支部の研修会があり、懇親会から理事長と共に参加した。
辻元清美氏が社民党を離党するというというニュースが流れている。
辻元氏は街角に「世界一周の船旅」というポスターをよく貼っている“ピースボート”という団体の代表だった。
ある大学の研修で知り合った綾部出身の学生から、以前、“ピースボート”の活動を打ち明けられたことがある。
その若者は“ハッピー・チャージャー”という携帯電話の充電機を繁華街に置くというマルチ商法を僕に勧めて来た。
その子の上司(?)という25歳くらいの若者の説明も聞いたが、どう聞いても詐欺であり、「そんなものやれないし、なんで君らもそんなことをするんや。若いんやで、もっと真面目に働いたらいいやん」と言ったら、「お金が要るんです」と言う。
「なんで?」と訊ねたら、「実は…」と“ピースボート”のことを打ち明けられた。
彼は“ピースボート”の船に一度乗ってしまって、そこから抜け出せなくなっているということだった。100数十万かかる乗船費用は、“スタッフ”になれば少しは安くなるそうだが、それでも100万以上は貯めなくてはならない。
真面目にバイトして貯める子もいれば、彼のようにマルチでいっぺんに稼いでやろうとする子やそれを勧める先輩も少なくないそうだ。
彼ら“スタッフ”は、アパートで共同生活し、1畳分のスペースを与えられて、そこから資金稼ぎに出て行く毎日だと言う。
関西の有名私大に通っていた彼は“ピースボート”に呆けて、大学も辞めてしまったそうだ。
「なんで、大学辞めて、そんなマルチにはまっとんや」と怒ったが、「抜け出せないんです…」とつぶやいていた。
こういう社会経験の乏しい若者を船内で洗脳し、人生をメチャクチャにする団体の代表がテレビでもてはやされ、今度の離党騒ぎでも、菅総理や前原大臣は「辻元氏は有能な政治家」と絶賛し、秋波を送っている。
“ピースボート”は左翼過激派の資金源、人材獲得源だとも言われている。
経産省から業務停止になったマルチ商法会社から献金を受けていたと、2008年に民主党を離党し、衆議院議員を辞職した前田雄吉氏は、今年の参院選に再び民主党公認比例候補として出馬していた。
議員辞職するほどの事件を起こした人が、2年後には公認候補に返り咲けるのが民主党だ。
倫理観、貞操観のない人たちが権力を握り、官邸を社民連の菅総理や社会党の仙石官房長官たちが動かしている。
枝野幹事長は過激派の支配下にあると政府が答弁している団体と選挙前に誓約書を取り交わしているし、そこからの献金も受けている。
よくよく国民が監視していないと、日本は“世界一恐ろしい船旅”に連れて行かれることになる。
これは杞憂ではないのです。