先日、某クリスマス会が午後8時過ぎに終わって、「さぁ、帰ろう」と思っていたところ… 一人の酔っ払いが「(乗ってきた)自転車で帰る」と言いながらフラフラしていた。その場にいた4人全員が反対して、その中の一人が「私が自転車を引いていく」と言ったので、私ともう一人で酔っ払いの両脇を抱えて歩き出したのだが…
その酔っ払いの自宅があると思われる「××駅方面まで歩いて行く」というのが聞こえた時、私は「冗談だろう」と思った。しかし、××駅方面までの正確な距離が分からなかった私は「まぁ、歩いて行くくらいだから… 1時間くらいかな? 酔い醒ましの散歩にはちょうどいいか」と思った。そこへ、後から自転車で会場を出てきた一人が通りかかって6人で歩き始めた。
みんなでワイワイしゃべりながら、私は右腕で酔っ払いを支えながら、2~3人がコンビニでトイレを借りながら… 途中、誰かが何気に「今、何時?」と言い、それに対して誰かが「ん? 10時!」と答えた。それを聞いた私は「ウソだろ!?」と思って自分の腕時計を見たのだが… そこには“22時08分”と表示されていた。
それからしばらくして、△△駅の前までやってきた時に「ここから××駅までの1区間だけでも、自転車組と電車組に分かれよう」ということになった。約10分後に××駅前で合流して、みんなで酔っ払いの自宅前まで… 最後までフラフラの酔っ払いであった。
さて、めでたく解散となったわけだが、私は何も考えていなかった。電車の二人は足早に××駅へ向かい、自転車の一人と私ともう一人は最寄りのバス停へ… 時刻は22時48分で、次のバスは最終の23時18分であった。約30分間、屋根付きのバス停で小雨をしのぎながら、3人でしゃべって時間を過ごした。予定通りにバスが来て、一人は自転車で走り出し、二人はバスに乗った。
私一人だけが終点まで乗ったのだが、そのバスの運転士さんは“バス停通過時”と“時間調整停車時”の案内を最後までしっかりとやっていた。バスを降りる時、私の口からも自然と「ありがとうございました」と出ていた。その時、雨もすっかり上がっていた…
そこから自宅まで、徒歩で約20分… 通常は表通りを歩いて行くのだが、その時は「裏通りを行ってみるか」と思って細い道を歩き始めた。そして「そろそろ表通りに出ようかな」と思った時、前方から静かにゆっくりと接近しているパトカーに気が付いた。
私は「ここで右へ曲がって表通りへ出ようと思ったのだが… 今、進路を変えたら怪しまれるかも!?」と思って、パトカーに向かって真っすぐ歩き続けた。すると、パトカーの方が先に進路を変更して、私の視界から消えた。私は「もう少し先まで行って表通りへ!」と思っていたのだが… そこは袋小路になっていて、結局は後戻りすることに… それこそ怪しい行動になってしまった(そこをパトカーに見られなくて良かったけど…)。
翌朝、軽い二日酔いによる頭痛と何とも言えない疲労感が残り… 右腕も軽い筋肉痛に見舞われていた。それでもテニススクールへ行き、80分のレッスンを2回連続で受講した。しかも2回目は人数も揃わず、とてもハードな内容になった。(その後… 前夜のこともあってか、全身筋肉痛となってしまった)
レッスン終了後、受付の前でアレコレとお喋りが始まってしまい… 話が一段落した頃に、また別の人たちがやってきたりして… 気が付けば40分ほど経過していた。その中で「松井さん、結婚する気あるんですか?」という話になり、「韓国人でもいいですか? 30歳(代?)で超美人がいますよ!」と…
韓国人で超美人… そう言われて思い浮かべるのは、K-POPアイドルの○○さんとか女優の☆☆さんとか… そんな夢のような話が現実になるはずもなく… 今朝も、実際に見たのは“バスで道を間違えた”夢であった…