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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

まさかの気まぐれアイドル

2011年12月07日 23時30分43秒 | バス運転士

昨日の夕食タイム後… 某駅を発車してすぐに赤信号で止まった。アイドリングストップすると、いつものように音楽が流れた。しばらくして信号が青に変わり、私はエンジンスタートして発進したのだが…

なぜか、私の耳に聞き慣れた音が… そう、アイドリングストップミュージックが流れ続けていたのである。私は「あちゃ~! たまにあるんだよなぁ…。。。こういう場合、行き先表示を次へ送るボタンが作動しないから困るんだよなぁ…」と思っていた。

そして、一つ目のバス停を「通過します」と言いながら、一応ボタンを押してみたところ… 「ピンポォ~ン! 次は○○停…」と案内が流れたのである。私が「あ~、良かった! それならば何も問題はない」とホッとした時、ちょうど降車ブザーが鳴った。私はバスを止めて、扉を開けて、乗降客扱いをして…

その時、私は“ちょっと気になっていたこと”を確認しようと、ヘッドライトのスイッチを「カチカチカチ…」と両方向に回してみた。駅を出てからずっと“前方が暗いような気がしていた”のだが… やはりヘッドライトが点灯していなかったのである。

アイドリングストップすると、自動的にヘッドライトが消灯して… エンジンスタートすると、自動的に点灯するのだが… どうやら、駅を出てすぐのアイドリングストップ以後、点灯していなかったようだ。

こういう場合、とりあえず“もう一度やり直す”のが鉄則なので(なのか!?)、私は試しに、もう一度アイドリングストップをやって(相変わらず音楽は流れ続け…)、再びエンジンスタートをしたところ… 音楽は鳴りやんで、ヘッドライトは点灯したのであった。パチパチパチパチ…

それにしても… まさかアイドリングストップでこんなことになるとは思わなかった。これは、私を含めた音楽愛好家(?)の気持ちが“音楽をずっと流させた”のか… 否、音楽反対派の気持ちがバスに乗り移り「そんなに聴きたきゃ流し続けてやる! その代わり、ヘッドライトはいただくぜ! さぁ、どうする?」と私を脅迫したのか!? などと、毎度のことながら“妄想の世界”へ羽ばたく私であった。パタパタパタパタ…