バスレーンくねくね路線の市内中心部発… バスターミナルを出る時の信号と、お役所前のバス停がある交差点の信号が“バスが遅れるか否か”を決めると言っても過言ではない。赤が長いんだな、これが…
特に、お役所前の場合… その一つ手前、二つ手前、三つ手前… いずれかの信号待ちから発進するところから“戦い”は始まる。社内規定速度一杯で走り、お役所前停で止まって扉を開けて… それまでの信号とのつながりによっては、信号がすぐ青に変わるのである。
しかも、その青信号はそれほど長くない… だから、パッと止まって、ピッと扉を開けて、スッと扉を閉めて、サッと発車したいのである。その時も、待っていた乗客３名を乗せて、扉を閉めて… と、その時！ バス停につながっている横断歩道の信号が赤にもかかわらず、走って渡ってきた一人のお婆さんの姿が私の目に飛び込んできた。
私は、一般路線のバスならば、慌てることなく待つのだが… 「この赤信号は２分２０秒くらいと長く… 本数も多い路線だから… それに、信号無視して来た人を待つのも… レッツゴー！」と思って発車した。このような話を聞いたことはあったのだが… 実際に自分が遭遇したのは初めてだった。何だか最近… この路線での置き去り癖がついてきてしまった！？ う～む…