バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

久々の… 新たな質問

2011年12月15日 20時59分16秒 | バス運転士
先日、バスレーンくねくね路線で“同じ質問を繰り返す人”が久々に乗ってきた。そして“助手席”に座るや否や「○○停まだ?」「○○停まで何分?」といういつもの“エンドレス・クエスチョン”が始まった…

一人の女性が「運転士さんに話し掛けたら危ないからね」と言ってくれたけれど… それがなかなか… ねぇ… だから私は“バスが止まっている間は返答するけれど、バスが動いている間は返答しない”というスタンスで接している。

バスが走行中… 私からの返答がないと、他の乗客に返答を求めて「ねぇ、おじちゃん!」「ねぇねぇ、おばちゃん!」と話し掛けていた。そんな中で、一人のお兄さんが「そろそろ降りるバス停に近付いたかな」という感じで前へやって来た。

すると、予想通り「ねぇ、○○停まだ?」と声を掛けられ、彼は「まだだよ」と返答したのだが… その直後、なぜか質問が「ねぇねぇ、干支なに?」に変わったのである。それに対して、お兄さんは「えと???」と言っただけで黙ってしまった。

その時、私は昔のことを思い出した… 某場外馬券売場へ行った時、私服の警察官が未成年者(馬券購入不可)と思われる若者に「君、何歳だ?」「干支は何だ?」と質問していたのである。

嘘をつく場合、年齢は「20歳です」とテキトーに即答できるけれど、干支はちょっと計算しなければならず… 即答できないのだ。私は「警察官もなかなか考えているなぁ~」と思ったものである。

しかし… 今は干支そのものを知らない若者が増えていると聞いたことがあるので、もうその手は使えないかも… だからといって「血液型は?」「星座は?」なんて聞いても意味ないしなぁ…(占いやってどうすんだよ!)