朝から夕方までのバスレーンくねくね路線では、大体すべてのバス停で止まると考えている。その時間帯とバス停の場所によって“乗る人だけ”“降りる人だけ”“その両方”という違いはあるが、ほとんど止まっている。だから、バスが時刻表の時間よりも早くなることがなく、時計を見る必要もない。
しかし、夜遅くなってくると、市内中心部に近いバス停以外での乗降客が激減する。ということは、途中で通過するバス停が増えてくるということで… これが、不器用でな私にはキツイ展開となってしまうのである。
本当にバス停に乗客はいないのか?(バス停をしっかりと見る)、降車客はいないのか?(降車ランプを見る)、時間よりも早くないか?(運行カードと時計を見る)…
さらに、スピードが出過ぎていないか?(スピードメーターを見る)、対向のバスレーンを車が走ってきていないか?(バスレーンを見る)、バスが来ていたらどうするのか?(ウインカーなどで動きを予測する)、交差点で先に行くのか、後に行くのか?(どちらが優先かだけでなく、お互いに考えて譲り合いの精神で擦れ違う)…
狭いバスレーンを走りながら、あちこち見なければならず… あれこれ考えなければならず… そして、バス停を通過した直後に交差点がある(=バスレーンがくねくねと曲がっている!)ので、自称“ノミの心臓”の私は「ひぇ~~~っ!」と思っていたりする。ホント、寿命が縮む思いである…