正直なところ… 私は横断歩道の脇に立っている人を見つけても、止まらない(止まれない)ことがある。まぁ、時間帯や色合いなどによって見にくかったり、他の自転車や車などに注意が行っていたりして、発見が遅れた場合がほとんどであるが…
先日の午後5時前、あるバス停で数名の乗客とベビーカーが降りたので、ほんの少しだけ時間がかかった(約30秒)。その間、対向車が途切れなかったので、バスの後続車は待つしかなかったようで… 発車する時に右ミラーを見たら、“小型トラックらしき車”のヘッドライトがセンターライン上で光っていた。
私はハザードを2~3回だけ点滅させながら発車して、そこから50mほど走って行ったところで… 横断歩道の脇に立っている女性を発見して、反射的に止まってしまったのである。すると、すぐに背後の小型トラックらしき車が追い越しをかけてきたのである。
私は、その車の速度と女性の動きを見比べながら、クラクション吹鳴の用意をしたのだが… 最初から用心深げに歩いていた女性は、ヘッドライトの接近に気付いて私の前で立ち止まった。小型トラックらしき車もそれに気付き、横断歩道直前で急停止した。もちろん対向車線上で…
女性が再び歩き始めると、その後から一人また一人と渡り始めた。すると… その小型トラックらしき車は、まだ渡っている人がいるのに「早く渡れぇ~!」と言わんばかりにグイグイと車を接近させていた。そして、最後の一人が小型トラックらしき車の前を通り過ぎるや否や、小型トラックらしき車は急発進していった。
実は、こういう経験は初めてではない。だから、すぐ後ろに“××っぽい車”がいると察知した時は、横断歩道脇に人が立っているのを発見しても止まらないようにしているのだが… 今回はついうっかり止まってしまったのである。もしも横断者が子供だったら!? もしも後続車がもっと××だったら!? どちらも止まらず最悪の結果になっていたかも??? まぁ、とにかく… 事故にならなくて良かった…