ICカードの使用開始から十カ月が過ぎ… 最近になって「(ICカードに)入金したいんですけど…」と言われることが多い。それが、たまたま続いただけなのか、全体的にそうなのかは分からないけれど…
その“流儀”は… 乗車時に言う人、降車時に言う人、途中の信号待ちで言う人… 行列の先頭で言う人、行列の最後で言う人… 入金する枚数の千円札を用意している人、バスでは入金できない五千円札を入れようとする人、一万円札を出して「千円だけ入金したい」と言う人… 様々である。
これらの人たちは、カードの残額を把握しているから良いのだが… “カードの残額を把握していない人”もチラホラいて、運賃箱にタッチして初めて“残額不足”だと気付くのである(中には、それすら確認しないで行こうとする人もいる)。
それから財布を出して、どのように精算するのか“話し合い”をしなければならないのである。「まだカードからは引かれていませんので…」「とりあえずカードから引いて、不足分を現金にしますか?」「カードからは引かずに、すべて現金にしますか?」「カードに入金してから精算しますか?」などなど…
しかしまぁ… かつて主流だった磁気カードのように“その裏面を見れば、いつでもどこでも残額が分かる”わけではないので、「うっかり!」することもあると思うのだが… マイカーに乗っていて「ガス欠になってから給油します」と言う人はいないように、ICカードにも早め早めの入金をお願いしたいと思うのでありました…