バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

ボォ~ッとする確率の高い日

2013年04月06日 22時37分11秒 | バス運転士

昨夜の勤務終了がだいたい午前0時で、今朝の勤務開始がだいたい午前9時… 半弊社では“夜の終業から朝の始業まで9時間以上(完全弊社では8時間以上)の空き時間が必要”となっているようなので規程ギリギリ… でも、前の営業所と比べて通勤距離が半分以下になった今は、かなり楽である。それでも、今朝はどちらかというとスッキリしない目覚めだったので、何となくボォ~ッとしたまま出勤…

営業所前ターミナルを出発した朝9時半過ぎ、あるバス停で乗車扱いを終えて、周囲に乗客らしき人影がないか確認して… 扉を閉めて発車した。ブォ~ンと7~8m走ったところで、私の視界に自転車に乗ったおばさんが入ってきて… 続いて右側の歩道に立っている女性も入ってきて… そんな風景を横目で見ながら走り続けた。

しばらくして「ん? あの女性は乗客だったのか!?」と思っても後の祭り… まぁ、その姿を発車前には確認できなかったんだし… 動き出したらなかなか止まれないし… だけど、もしも私の頭がスッキリしていたら、すぐに「ピン!」ときて止まったかもしれないなぁ…

約30分後、某地区巡回バスとして… あるバス停で乗車扱いを終えて、扉を閉めて発車… しかし、赤信号だったので7~8mだけ前進して止まった。そこへ、何処から現れたのか… 一人のおばさんが車道へ下りて、前扉の外までやってきた。

私が扉を開けると、おばさんはフリーパスを提示しながら乗ってきて… 着席する時になって「△△に行くよねぇ?」と言った。私が「遠回りしますけど…」と言ったのだが、おばさんは「遠回り…?」と言いながら座ってしまった。

私は「おばさんのスローな話し方からして、細かい説明を始めたら長くなりそうだし… 今は、そんな余裕ないし… まぁ、遠回りとはいえ△△に行くことは行くんだからいいか!」と思ってバスを発車させたところ… 結局、すぐ次で降りたのだった…

昨日の天気予報で「昼ごろから春の嵐になるでしょう」と脅されたせいか、少なくとも私が走っていた路線の乗客はとても少なく… いつもより楽をさせてもらった。みなさぁ~ん、明日も嵐ですよぉ~! 外出は控えましょう~! よぉ~し、これで明日も楽ができるぞぉ~!(って、気が抜けて道を間違えて… 上司に雷を落とされるなよぉ~!)