バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

雨の朝でも気分は…

2013年07月04日 16時42分54秒 | バス運転士
雨ザーザーの今朝の1本目は“先日20分も遅れた(月刊ブログ参照)”路線だった… しかし、先日よりも30分ほど早いバスだったので、乗客も比較的少なく… それほど遅れずに済んだ。さらに嬉しいことに、乗客は若い女性が多かったような… ま、だから何だってこともないんだけど… ただ気分的にねぇ~!

さて、あるバス停で若い女性たちが次々と傘を畳みながら乗車していたのだが… 一人の女性がステップに上がり、私に背中を向けて傘を畳んで、んで、んで… 動きが止まってしまった。私が「ん?」と思っていると、彼女はこちらを振り向いて「あの… 傘が…」と可愛く微笑みながら言った。

よく見ると… 畳んだ傘の骨の先端の一つが“開いた前扉と扉の枠の間”に刺さって(挟まって)いたのである。私は「そんなの引っこ抜けばいいじゃん!」とは言わず… オッサンの微笑みを返しながら、一瞬だけ前扉を開け閉めした。

傘の骨が抜けると、彼女は恥ずかしそうに「すいません…」と言いながらICカードを「ピッ!」とやり、可愛い笑顔はそのまま車内後方へ… アホなオッサン運転士は、その笑顔だけで「今日も1日頑張れる!」と思ったのでありましたとさ。あぁ、アホらしアホらし…