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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

デジャヴ… だよね!?

2013年07月22日 23時47分24秒 | バス運転士

勤務前半の最後は、某所からA駅を経由してB駅へ行く路線の往復だった。往路は特に何も… なかったはずなのに、いつの間にか5分ほど遅れていた。そんな感じでちょうど昼頃にB駅に到着して、次の発車までの約20分… ここには休憩室がないので、暑い車内で待機していた。

すると、子供たちの話し声が聞こえてきたので、車内からコッソリとバス乗り場を見てみたら… そこには30人くらいの子供と10人くらいの親、その団体の引率と思われる“旗を持った人”が2人、その他にも大学生たち、お年寄り軍団の姿があった。

私は「団体さんの精算は、引率の人がまとめてやってくれるとしても、乗車そのものに時間がかかりそう… 満員確実だから、乗車開始後はエアコン(エンジン)を切るわけにはいかないだろう…」と思って、発車時刻の4分前にバスを乗り場へ着けた。

前扉を開けるや否や、先頭の子供がICカードで「ピヨピヨ!」と精算… 次の子供が100円玉を「カランコロ~ン」と… 運賃箱が「ブーブー」言ったので、私は“精算完了”ボタンを押した。次に、500円玉を手にしたお母さんが「これで大人2人と子供1人お願いします」と言った… そう、この団体さんは“個別精算”だったのである。

そんなことをやっているうちに、発車時刻を迎え… 新たな乗客もやって来て… 「順に奥の方へお詰め下さい。お願いします」と、つい最近どこかで言ったような台詞を繰り返し… 気が付けば、発車時刻を2分ほど過ぎていた。

このバスは“臨時便”ではないので、当然のことながら一つ目のバス停からも2人… 2つ目のバス停からも4人… 3つ目のバス停からも2人… その度に「扉、開けます(閉めます)」「順に奥の方へお詰め下さい。お願いします」と… ん? これはデジャヴだよね!?(んなわきゃ~ない! 一昨日の現実とソックリ!)

ただ、夢と違ったのは(夢じゃないってばさ!)… 途中のバス停で待っていた乗客が驚いた表情を見せたことと、「車内が少し楽になったかな?」と思ったところでA駅からも大勢の人が乗り、またまた「順に奥の方へ…」と言わなければならなくなったことである。

そこで乗ってきたジジイが「奥へ詰めるように言え!」と言ったので、私は「アンタなんかに言われなくても…」とは口に出さず、「言ってます」とだけ答えた。その後も乗車と降車が続き… 終点近くまで車内がスッキリすることはなかった…

追伸 一昨日の臨時便… お祭り会場の始発停での乗車人数は、私のバスがピークだったそうだ。しかし、考えてみれば… 前の営業所では、毎日のように扉が閉まる閉まらないってやっていたような… やはり、あの営業所勤務の運転士には“特別手当”を出すべき… ♪だよねぇ~ だよねぇ~ DA.YO.NE!