バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

判断の難しい声

2013年07月06日 22時10分51秒 | バス運転士

昨日… 非常に蒸し暑い午後、比較的のんびりムードの路線(片側一車線の道路)を走っていた。すると、ちょうど小学生の下校時間だったようで、数人のグループやら仲良しコンビやら一匹狼やら… パラパラと歩道上を歩いていた。

前方の交差点の信号が赤になり、前を行く小型トラックが止まり、私のバスも止まった。しばらくして信号が青に変わり、トラックも私も動き出したのだが、どうやらトラックは右折だったらしく、すぐに止まってしまった。

私もゆっくりとブレーキペダルを踏み… その時、私から見て横断歩道の右側には黄色い旗を持ったお母さんが… 横断歩道の左側には小学生のグループが立っていることに気が付いた。

すると、小学生たちが私に向かって手を振り始めたのである。その中には高学年らしき男の子もいたので、逆に私が少し恥ずかしさを感じながらも、彼らの方に向かって手を振った… その時! お母さんの方から「うぉ~お…」というような何とも言えない“中間色の声”が聞こえたのである。

それは「運転士さんが子供たちに手を振ってくれたぁ~」という感激の声だったのか、「運転士! ちゃんと前を見ろ! 危ないじゃないかぁ~」という非難の声だったのか、判断が難しかったのだが… いずれにせよ、何とも言えない“声色”であった。ん? まさか… 流行りのオネェ様じゃないよなぁ~ ハハハ…