バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

一年以上が経ったというのに…

2013年07月16日 23時57分19秒 | バス運転士

某駅のバス乗り場で数名の乗車があり、最後のおばさんが「○○停に行かないよねぇ?」と言ったので、私は「何処かで聞いた覚えはあるけれど、このバスは行かないよなぁ~」と思いながら運行カードを確認して「はい、行きま… せん」と答えた。

おばさんは、私の視線が泳いでいたことに気付いたのか、もう一度「○○停には行くの? 行かないの?」と言った。私はもう一度運行カードを見ながら「はい、行きません」と答えてからバスを発車させた。

その後、しばらく「○○停… 何処にあったっけなぁ… 完全弊社のバス停じゃないのかなぁ… しかし、そんなバス停を聞くとは思えないし… ま、いずれにせよ… この近くではないよなぁ…」などと考えていた。

約一時間後… 再び某駅発だったのだが、今度は先程とは違って巡回バスで… 運行カードをめくって見て、あれまぁビックリ! そこには○○停の文字が… しかも、それは某駅を出て一つ目のバス停だったのである。

先程までは、某駅を出て西へ向かって走っていたのだが… ○○停は、某駅から北へ向かって最初のバス停… 私は「まさかここまでボケているとは… 一度、病院で診てもらった方がいいのかなぁ~」と不安になってしまった。

夜、ある転回場の休憩室で一緒になった運転士さんに… 突然「○○停って、何処にあるか分かる?」と聞いてみたところ… 「え~っと… 何処だったっけ? う~ん…」と考え込んでしまったので、私は「良かった。同じ人がいて…」と言ってから、昼間のことを話した。

それからは2人で傷のなめあいというか何というか… いろいろと楽しい会話が弾んだのであった… それはそうと、本当に私は病院へ行かなくてもいいのだろうか? あるいは2人とも行った方がいいのだろうか!? う~む… 今の営業所で一年以上が経ったというのに… こんな運転士でスイマセン…