運賃箱のセンサーに、乗客が次々とICカードをタッチさせ… 私は可能な限り、運賃箱の画面表示と乗客の顔を交互に見ながら「ありがとうございます」を繰り返している。もちろん、それはICカードに限ったことではなく、フリーパスでも同じである。
さて、ICカードをタッチさせると… 定期の場合は「ピッ」という音とともに有効期限などが画面に表示される。また、“お財布代わり”の場合は「ピピッ」という音とともに“運賃や残額など”が表示される。そして、それは何秒間か表示されたままである。
だから、時には“2人(またはそれ以上)続けて有効期限が同じ定期”なんてこともあるので、2番目にタッチさせた人が「(画面に変化がないので)あれ? 私のカードが反応しなかったのか!?」というような表情を見せながら立ち止まってしまうことがあるので、私は「いいですよ」「大丈夫です」と言う。
今日の午後… あるバス停で乗った女性が「ピピッ」とやったら、画面に“運賃200円、残額9965円”と出て、私はそれを見ながら「ありがとうございます」と言った。そして、次に乗った男性が「ピピッ」とやったのだが… 画面には“運賃200円、残額9965円”の表示が出たままだった。
一瞬、その男性も私も「ん?」という感じで止まってしまったのだが… 確かに「ピピッ」音がしたので、センサーが反応しなかったわけではない。つまり、たまたま男性と女性の残額が同じだったのだろう… と、男性は車内後方へ歩きだし、私は「ありがとうございます」と言った。
例えば、残額が100円とか50円とか… 少なければ少ないほど、たまたま同じ金額になる確率も高いと思うのだが… 残額が1万円近くもあって、しかも連続して乗車するとは驚きである。7月7日に珍現象と遭遇… そうか… ついに… 今週こそロト7で大金ゲットに違いない! ウワッハッハッハッハッ…(はいはい、メデタイ奴だ…)