我が家はテレビドラマをあまり見ない家庭である。ただし、亡き父が好きだった時代劇を一緒に見ていたけれど、考えてみれば… あれは“大人が見るウルトラマン”である。決め台詞と共に桜吹雪や印籠などの“必殺技”を出して締めに入るのだから…
さて、そんな我が家のテレビに超久々… 何年ぶりかにドラマが映っていた。それは、ガリガリ君じゃなくて、運動会のリレーじゃなくて、森本レオじゃなくて… ま、そんなようなタイトルのドラマである。
母がそのドラマの主演のファンだと言うので、「たまにはドラマもいいか」と思って私も一緒に見ていたのだが… 理系っぽい雰囲気を醸し出していたからなのか、やはり単純にドラマは苦手だからなのか… いつの間にか母はウトウトと寝てしまい、ほとんど私一人で見ていた。
第何話か忘れたけれど、石油ストーブが自動的に着火する話をやっていたが… そういうことが実際にあるという話は、私も何年か前に“某受信料半強制徴収局”の特番か何かで見た記憶がある。乾電池が入っていなければ問題ないけれど、入っていると“巨大出力の違法電波”によって着火することがあると…
さてさて… その違法電波で思い出したのは、バスがバス停などで止まっている時に、すぐ横を違法電波を出している大型車の運転手が無線で話しながら通って行くと… その運転手の話し声が、バスの車内スピーカーから聞こえてくることが何度もあった。
突然「この前××へ行った時に、どえりゃ~渋滞にハマってまってよぉ~…」というようなオッサンの話し声が車内に響き渡るものだから、そりゃもうビックリで… そこで「実に面白い」なぁ~んて言っている余裕はなかった。しかし、今だったら… いきなりドラマの主役のように、フロントガラスに難しい方程式を書いてみたりして!? いや、そんなことしたらクビだろうなぁ~ 真夏の失業式…