清水坂途中の休憩所で夜を明かす。
深夜でも、自販機に買いにくる人がいて、たびたび
起こされるが、誰も虚無僧には気にも止めない。
早朝4時から、ごみ処理のトラック、新聞配達、土産物や
食材を運んでくる車などが行き来して騒々しい。昼は車の
通行ができないから、早朝に搬入してくるのだ。
土産物店の若い人が休憩所の掃除を始めたので、箒を借りて
手伝う。掃除は禅僧の必須作務だ。
清水寺は、朝6時に開くので、お参りに。山門をくぐって
塔のところまで行き、引き返す。(そこから先は有料)。
門前の商店街を下りて、産寧坂との三叉路で虚無僧することに。
9時頃から観光客がチラホラ上ってくる。昨日今日最高気温が
更新されたという猛暑、こんな暑い夏に京都見物するのは外国人
ばかり。中国語、韓国語、東南亜細亜系の人が大半。外国人は
これぞニッポン!?と、立ち止まってカメラの放列。たまに布施
される方も。たまに、子どもに小銭を持たせて入れてくださった
日本人の家族連れは、地方から京都見物に来られた方だろうか。
午後3時、西日が当たって暑い。産寧坂を下って高台寺、八坂、
そして円山公園へ。この間全くお布施ゼロ。電車を乗り継いで、
平安神宮、聖護院を通って、金戒光明寺に着いた時は夜9時、
暗い住宅街の一角に銭湯のネオンが見えた。昔なつかしい
小さなお風呂屋、常盤湯さんで汗とほこりを洗い流す。
さて、風呂でさっぱりしたものの、寝る所を探さねばならない。
金戒光明寺は、周囲に塀があるわけではなく、夜中でも往来自由。
それで本堂前で寝ていたら、警備員が来て「困りますね」と。
ほんとうに京都はホームレスが居つかないように警戒している
ことが解かる。素直に従って、門の外の交番前で寝ることに。
深夜でも、自販機に買いにくる人がいて、たびたび
起こされるが、誰も虚無僧には気にも止めない。
早朝4時から、ごみ処理のトラック、新聞配達、土産物や
食材を運んでくる車などが行き来して騒々しい。昼は車の
通行ができないから、早朝に搬入してくるのだ。
土産物店の若い人が休憩所の掃除を始めたので、箒を借りて
手伝う。掃除は禅僧の必須作務だ。
清水寺は、朝6時に開くので、お参りに。山門をくぐって
塔のところまで行き、引き返す。(そこから先は有料)。
門前の商店街を下りて、産寧坂との三叉路で虚無僧することに。
9時頃から観光客がチラホラ上ってくる。昨日今日最高気温が
更新されたという猛暑、こんな暑い夏に京都見物するのは外国人
ばかり。中国語、韓国語、東南亜細亜系の人が大半。外国人は
これぞニッポン!?と、立ち止まってカメラの放列。たまに布施
される方も。たまに、子どもに小銭を持たせて入れてくださった
日本人の家族連れは、地方から京都見物に来られた方だろうか。
午後3時、西日が当たって暑い。産寧坂を下って高台寺、八坂、
そして円山公園へ。この間全くお布施ゼロ。電車を乗り継いで、
平安神宮、聖護院を通って、金戒光明寺に着いた時は夜9時、
暗い住宅街の一角に銭湯のネオンが見えた。昔なつかしい
小さなお風呂屋、常盤湯さんで汗とほこりを洗い流す。
さて、風呂でさっぱりしたものの、寝る所を探さねばならない。
金戒光明寺は、周囲に塀があるわけではなく、夜中でも往来自由。
それで本堂前で寝ていたら、警備員が来て「困りますね」と。
ほんとうに京都はホームレスが居つかないように警戒している
ことが解かる。素直に従って、門の外の交番前で寝ることに。