現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

平成20年元朝式

2008-01-02 23:23:47 | 心の問題
午前0時、西区の法経寺で除夜の鐘を突かせていただき、
白山社、豊国神社にお参りする。深夜なのにすごい人だ。

1時半に帰宅して、まだ書き残している年賀状100枚を
書いていたらもう3時半。一睡もせず、朝起会の元朝式に
向かう。5時開始だが、駐車場整理の係りをいただいて
いるので4時までに集合。朝起会の女性会員も、早朝から
着物の着つけ、お手伝いと、滅私奉公、不眠不休の働きだ。
県会議員、市会議員始め200名以上の参会者をお迎えして、
厳粛に“元朝式”が行われた。

6時に終わって、後片付けを済ませ、帰る頃ようやく明るく
なる。「雪になるかも」という気象予報に反して快晴の空。
金色に輝く初日の出に、「おーっ」とのどよめきが起こり、
みな自然と手を合わせ仰ぎ見る。素直な心になれる一瞬だ。
これこそ“悉有仏性”。平成20年は、感動の幕開けだった。

             

平成20年の元旦に思う

2008-01-02 22:32:08 | 虚無僧日記
50歳で会社を辞め、尺八で身を立てて丁度10年が
過ぎた。2月4日で60歳、還暦となる。子年なのだ。
子年は“喰うに困らない”という。ホントにそうだ。
よくぞここまで生きてこれた。生かされていることに
感謝。
60歳で5,000万の蓄えがないと、老後は生きていけ
ないという。いつまで生きるのだろう、いつまで尺八
吹けるんだろう。
お釈迦様は“生老病死の四つの苦悩”と説かれたが、
“生きることの苦悩”とはこのことだったのかと、
今知らされる。そんな不安から解き放たれるには?
“気にしない気にしない、平気へいき”の一休さんや、
“考え悩むことを止めたら、村人たちが毎日食べ物を
運んでくれた”という良寛さんの心境に少し近づけた
かなと思う。
           

平成19年の総括

2008-01-02 21:28:57 | 虚無僧日記
平成19年はNHKの取材と放映でスタートした。
しばらくは「NHKに出ていた方?」と声をかけられ、
また「NHKに出た」ということで仕事も来た。
テレビの“力”は偉大だ。9月にはNHK-FM放送に
も出演。恵まれた年だった。

パソコン音痴の私が、6月からブログを始めた。
毎晩遅くまでパソコンに向かい、アクセス件数に
一喜一憂。最高500件を超え、87万ブログ中500番
以内にまで入ったが、寝不足で「朝起会」に通えず
あえなくダウン。今年はブログと「朝起会」の両立
が課題だ。