現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

1月5、6日は伊勢に

2008-01-04 22:57:59 | 虚無僧日記
1月4日夜加藤護さんが初稽古にみえた。
2月11日お嬢さんの結婚式に「秋桜」を
尺八で吹きたいという。特訓した。
こうして難曲を乗り越えていくことに
成長を感じ、喜びとなるのだ。

これから家を出て、5日6日伊勢に行って
来ますので、ブログは2日間お休み。
さてどんな出会いがあるか。帰宅後に
土産話を披露します。お楽しみに。

映像企画部門で優秀賞

2008-01-04 22:44:44 | 虚無僧日記
年末に、エルムの加藤さんから電話があった。
「NHKで、あなたの姿が映っていたわよ」と。
「はて?なんのことか」と思っていたら、NHK
カメラマンの小椋さんから賀状が届き、「昨年
1月に放映された映像が『写真記者協会・映像
企画部門の優秀賞』になった」と書かれていた。

丁度一年になる。一昨年の夏に名古屋駅前で
虚無僧していたらNHKカメラマンの小椋さんの
目に止まり、それから半年、綿密な取材を受け、
昨年の1月6日にニュース番組で放映されたのだ。
名古屋駅前で虚無僧している姿がである。あの
映像はたしかに良かった。反響もすごかった。
岐阜や三重、刈谷、瀬戸からわざわざ名古屋駅
前まで私を見にきて下さった方も。そしてあち
こちで「NHK見ましたよ」と声をかけられ、
地下鉄の駅員さんまでが「時々お見受けします
が、そんな偉い方とは存じませんで」と帽子を
脱いで挨拶された。

全然偉くない、ただの物乞い虚無僧なのに、NHKに
出たというだけで、講演の依頼も来るようになった。
NHKの威力はさすがである。
優秀賞になるだけ、あの映像は衝撃的だった。小椋
カメラマンの半年にわたる密着取材に裏打ちされた
内容の濃い映像だったからこそ、反響もすごかった
のだろう。小椋さんに万歳、感謝である。


トイレ掃除と宝くじ

2008-01-04 10:08:47 | 心の問題
松居和代の「トイレ掃除」がベストセラーとなった。
「トイレ掃除をしたら宝くじが当たった」という喜び
の声も多数?紹介されている。風水の伊藤夢さんも同じ
ようなことを言っている。「お金持ちになりたければ、
大金持ちのトイレを想像してみなさい」と。
真如苑でも朝起会でもトイレ掃除は大切とされている。
便器の中も素手で磨くのだ。「汚いと思う心が汚れて
いる。自分の心の穢れを落とす」と教えられる。

私もトイレ掃除には力を入れている。力入れすぎて
便座の蓋が割れてしまった。そんなわけで、
年末ジャンボ宝くじ、今年は当たるような気がして
10枚バラで買った。結果は。
10万円、3万円、1万円それぞれ番号一つ違い。
3,000円と300円が2枚当たった。600円のもうけ。
すごいことだ。「一桁違いで残念悔しい」と
思ったら幸福の女神は逃げてしまう。かすった
だけでもすごい。幸運の女神が着実に近づいて
きていると感謝である。



ウンがついた

2008-01-04 07:50:08 | 虚無僧日記
朝起会に行く道すがら、時たま犬の糞がある。
糞を踏んづけて糞害に憤慨するか、「ウン(運)が
付いた」と喜べるか試される。毎朝「今日一日腹
を立てず」とお誓いしているのだから。

オランダに行った時のこと。オランダ人は清教徒
が多いので、窓にカーテンが無い。「人に見られて
困るような悪いことはしていない」という証だそうだ。
家の中も実にきれいにしている。客人が来ると台所
まで案内する。レンジもピカピカに磨かれている。

ところが街を散歩して驚いた。犬の糞だらけ。花の
都パリでも、イタリアでもそうだという。犬の糞を
踏んづけた靴で家の中に入る。カーペットの上も土足。
そしてそこに座ったり、寝そべったりするから???で
ある。糞尿をことさら忌み嫌うのは日本人だけか。
いろいろ価値観の違いを学ばされる。

犬の糞をみつけたら「オーここはパリかミラノか」
と思えば、海外旅行した気分になれ、心ウキウキ。

隠れた名人

2008-01-04 07:27:55 | 虚無僧日記
1月3日岡崎の後藤邸での弾き初め会で。
石井さんの「ままの川」を聞いて感動した。
素直な、琴古流の手そのままで、品がいい。
ひかえ目で穏やかな人柄そのものの演奏に
感服した。
一宮の後藤さんは、まぁ賑やかな人だ。酒が
はいると「アルチューハイマー」のギャグを
飛ばすほどに饒舌となる。尺八家には珍しく
三絃も習い始めたとのこと。うまい。聞か
せるツボを心得ている。後藤氏が弾くと三
味線もいともカンタンにみえる。尺八の音も
すぱらしい。クラリネットのような響きが
ある。やはりこれも性格か。尺八は人柄が
出るから恐い。日ごろの言動が大切と知る。