昨年を象徴する一文字が“偽”だった。しかし、
1/6中日新聞に黒岩比佐子さんが「100年前の
食品偽装」と題して“味な提言”を行っている。
明治36(1903)年に書かれた村井弦斎の『食道楽』
という書に、偽装した食品を売る商人の話がたく
さん登場するという。「何でも舶来の上等といって
舶来のビンに入れて舶来の商標を貼って、中身は
和製の詰替。西洋酢などは酒の腐ったもの。多く
の日本酒は水で薄め、防腐剤としてサルチル酸や
ホルマリンが混ぜてあり、毎日飲んでいると命も
危ない」などなど。村井弦斎は「粗悪で危険な食品
に騙されるな」と警告している。
羊頭狗肉は2000年の昔から。売れればいい、儲かれ
ばいいの悪徳商人の横行は今も昔も同じだったのだ。
少年犯罪の増加も騒ぎたてられているが、データ上
ではむしろ減っている。凶悪化も測れないそうだ。
世の中“悪くなった”と悲観するのはやめよう。
1/6中日新聞に黒岩比佐子さんが「100年前の
食品偽装」と題して“味な提言”を行っている。
明治36(1903)年に書かれた村井弦斎の『食道楽』
という書に、偽装した食品を売る商人の話がたく
さん登場するという。「何でも舶来の上等といって
舶来のビンに入れて舶来の商標を貼って、中身は
和製の詰替。西洋酢などは酒の腐ったもの。多く
の日本酒は水で薄め、防腐剤としてサルチル酸や
ホルマリンが混ぜてあり、毎日飲んでいると命も
危ない」などなど。村井弦斎は「粗悪で危険な食品
に騙されるな」と警告している。
羊頭狗肉は2000年の昔から。売れればいい、儲かれ
ばいいの悪徳商人の横行は今も昔も同じだったのだ。
少年犯罪の増加も騒ぎたてられているが、データ上
ではむしろ減っている。凶悪化も測れないそうだ。
世の中“悪くなった”と悲観するのはやめよう。