現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

AKB48ドキュメンタリー映画公開

2012-01-27 19:48:22 | 虚無僧日記
「AKB48」のドキュメンタリー映画が今日1/27封切られた。
タイトルは『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは
傷つきながら、夢を見る』と長い!。

「AKB」が発足したのは 2005年末、収容人数250名ほどの劇場
でさえ ガラガラの状態だったという。「“アキバ”かぁ」と
蔑まれもした。それから7年。NHK紅白には4年連続出場。
昨年末には念願の「レコード大賞」を獲得。名実共に頂点に
のぼりつめた。その彼女たちの 2011年をカメラが追った。

サブタイトルの『 少女たちは傷つきながら、夢を見る』の通り、
仲間との協調の裏で、孤独と重圧。喜びの涙と悔し涙。過呼吸で
舞台上で倒れる子。傷つきながらも「前進あるのみ」と、ただ
ひたすら突き進む。その ひたむきで健気な姿勢には 敬服する。

"人気アイドルの舞台"をのぞくという“のぞき趣味”にとどまら
ない、内容の濃さがある。

「AKB」など関心の無かった私でさえ、最近は耳にするように
なった。楽曲はなんと199曲も出しているそうな。それぞれの
歌詞が長い。これを全部暗記して、踊りながら歌うのだ。
私としては気の遠くなる苦労だ。

若いからできる?若いのによくやる。若い子に負けてられない。
AKBに熱い視線を送る私も“オタク”の仲間入りか、
“きも悪い”?




子殺し「懲役3年」の刑

2012-01-27 16:55:14 | 社会問題
22歳のホステスが 生後5カ月の幼児を床に投げつけて
殺した事件。借金に追われ、23歳の夫と口論が絶えず、
夫に腹を蹴られ、泣き止まない赤子に、ついカッとなっての
衝動的犯行。

検察側は「懲役8年」を求刑していたが、裁判員裁判で
「懲役3年」となった。執行猶予はつかず。それでも
「求刑8年」が「3年」と大幅に軽減されたのは、夫の
暴力が引き金になって、衝動的に子に当たったという
事情が考慮されたものという。

先日書いたブログに「桜」さんからコメントをいただいていた。


曰く「この夫、法律上罪には問われなくても、必ず天罰が
下ると思います。不思議な事ですが そういうものだと
思います。色々実例を思い出します」と。私も同感。

「最期保険」?

2012-01-27 16:35:46 | 社会問題
中日新聞の『生活(ヒャッ)劇場』の漫画が面白い。
「国民生活センター」に寄せられた「消費者相談」
を本分で紹介して、それを漫画にしている。


「百万円で 介護保険で足りないサービスを
 バックアップしてくれるのよ」

「保険の保険みたいなこと?」

「そ、そうね、バックアップだから“背後保険”って
 言ったらいいかしら」

「それでもサービスが足りなかったら、まだ保険があるの?」

「さ・・“最期保険”のことかしら」

「へぇ あるんだ」


以前から、保険まがいの いかがわしい「共済制度」が
横行している。私も さかんに「やらないか」と勧められた。
会員を何人か紹介すれば、一生 掛け金はタダになる。
そして既存の生損保より はるかに良いサービスが受けられる。
「あれもついて これもついて、これだけ出る」と美味い話
ばかりだ。そんなに良いものなら、爆発的に会員が増える
はずだが、世の人々は慎重だ。先日会ったその人に、
月収どのくらいになるのか聞いてみた。「10万ほどになる」と
彼は自慢していた。

まともな保険会社なら 月2~30万にはなる。年収1千万も
夢じゃない。

「富裕層」急速に拡大

2012-01-27 16:09:55 | 虚無僧日記
1/26 中日新聞 『富裕層急速に拡大』の記事。

サラリーマンの平均給与が、2000年には461万円
だったのが、2010年 412万と、50万円も下がった。

一方、年収 5千万以上の給与所得者が、1999年の
8千人から、2009年は2万7千人と、3.4倍に
増えた。人口1%の富裕層が 全国民の個人金融資産の
2割を持っているとのこと。

富裕層向け会員制のコミュニティサイト「YUCA
SEE(ゆかしい)」。入会資格は預貯金や株式などの
純金融資産1億円以上の人。30代、40代が6割を
占めるというから驚き。

そういえば、高級マンションや新幹線のグリーン車
には、結構 30代の若者が多い。

貧富の差の無い「結果の平等」から、自由競争に
基づく「公正な格差」へと 世の中 変わっているようだ。

「モト(元)リッチ」の私は、在来線でトコトコ。
新幹線すら“夢の超特急”となってしまった。

消える?「団塊世代」

2012-01-27 15:57:28 | 虚無僧日記
1/22 中日新聞の社説「去りゆく団塊世代」。

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すでに 65歳以上は 約3千万人、総人口の23%。
今年から 1947~1949年生まれの団塊世代660万人が
“老人”に仲間入りする。その内、現在働いている
就業人口は推定300万人。労働人口は現在6,600万人。
そこから300万人が消えることになる。
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さて、団塊世代が 晴れて「お役御免」となり、
趣味にレジャーに“お金”を落とすだろうという期待は
“はずれ”たようだ。65歳から85歳まで20年生きる
として、その間の生活費、医療費 1億円は要るとされる。

「天下り」「渡り」で 退職金を何回も受けとらない限り、
悠々自適とはいかない。団塊世代の財布の紐は意外と
堅かった。

「尺八を習いたい」とみえたAさん。ご本人は「退職金も
はいったことだし、30万くらいは出せます」と、気持ちは
大きかったが、家に帰って奥さまと大喧嘩。「3万でも
ダメです」と、やむなく尺八も断念。ザンネン無念。

「綾小路きみまろ」のギャグ。
「息子にばっかり金かけて、俺にも少しは 金 くれよ」
「なに云ってんのよ、あんたには 先がないでしょ」