現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

動員の結果は

2013-11-03 22:16:47 | 虚無僧日記
やれやれ、実践倫理(朝起会)の「壮年の集い」が、今日 
11/3無事終わり、ようやくブログが書けるようになりました。

800席ほぼ満員。私の支部は、動員目標70のところ
69名。-1という残念な結果でしたが、他支部に比べれば
上々の成果に安堵。内、私の関係者は12人も来ていただき、
感謝です。

会場の「ウィルあいち」は「男女共同参画社会」を目指して、
女性の自立を支援する目的で建てられた施設。トイレも
女性用は多く、男性用は少ない、座席の椅子も少し小さい、
など あくまで女性専用。

それなのに、よりによって「実践倫理宏正会」の「壮年の
集い」が、ここで行われるとは、まったく不可解、不都合。

女性の牙城に、スーツ姿の男性が続々と詰め掛ける光景は
異様でもありました。

12月8日、ここで「平塚芳朗門下生の箏・尺八コンサート」が
あり、私もゲスト出演します。こちらこそ大勢の方に
聴いていただきたい。また“動員”開始!。





虚無僧も美容院に

2013-11-03 21:38:56 | 虚無僧日記
S子は、トップ・セールスレディであり、「社内研修」で
講師も勤め、また箏や太鼓の演奏で舞台にも立つ。その都度、
一流の美容院に行って、髪型をセットしてもらう。一流の
美容師は“お任せ”で、その時その場にふさわしい髪型に
仕上げてくれる。その技術は見事なもの。それだけに代金は
他所より高いようだ。

彼女に勧められて、私も生まれて初めて美容院に行った。
「男が美容院なんて」と思っていた私。見回すと、半数の
客が若い男性だった。

もう髪も薄いから、セットしようがないと思うが、毛染めと
ストレートパーマで3万5千円。私は、それが高いのか
安いのかはわからない。

その値段を聞いて、R子さんが「なんで、そんな高い所で!。
私ならもっと安い所を知っている。タイムサービスで さらに
安くなる」と。

Tさんが 話しに割り込んだ。「一流の人は一流を求めるの。
安い所はそれなりよ。それで気分も違うんだから、要は
“満足度”をどこに求めるかよ」と。

毎朝、髪のセットで苦労していたが、今はカンタンにセット
できる。その快適さ、また写真に映った姿の満足度は、
3万5千円の価値は十分ある。これでは理髪店はますます
廃れる。


虚無僧は「有髪の僧」だから「髪の毛」がなければならない。
人には「執着を捨てよ」と説きながら、髪の毛には拘(こだわ)る私。
食費は削っても、抜け毛対策に 毎月1万円以上、すでに
百万円はかけている。“タレント虚無僧”は大変でござる。





映画『スティーブ・ジョブス』観ました

2013-11-03 20:34:07 | テレビ・映画・芸能人
アップル・コンピューターの産みの親「スティーブン・ジョブズ」の
生涯を描いた映画「ステイーブ・ジョブス」が今日から封切られた。
とはいえ、名古屋ではパルコの中のマイナーな映画館でしか上映されて
いない。観客は30人ほど。(映画業界も集客は大変でござる)。

私は、この手の映画が好きでござる。フィクション(作り話)よりは、
実際にあった話に方がリアリティがある。

1971年(昭和46)といえば、私が大学を卒業して保険会社に就職した年。
保険会社だからIBMの巨大なコンピューターがあり、データ入力には
大勢の女性キィパンチャーがキィを叩き、リボンに無数の孔を開けていた。

その時代に、ヒッピーだったジョブスは「パーソナル・コンピューター」の
夢を描いていた。巨大なコンピュータが小さな箱に収まり、家電製品として
家庭に入る、持ち歩ける時代が来るなんて誰も想像していなかった。
その常識を破る。すごいことだ。

昭和60年頃だったか、娘にせがまれて、アップルのコンピューターを
買った。スキャナーやプリンターまでそろえると全部で100万円以上した。
その直後、「アップル社が倒産するかも」という噂が流れた。

ジョブスの目標は高く、部下への要求は厳しく、コストと日数が
かかり過ぎて、アップル社としては赤字がかさむ一方。ついに
「あなた自身が敵だ」と言われ、アップル社を逐われる。

コンピューターには疎い私でも、ジョブズがアップル社を追われ、
アップル社はますます経営危機に陥り、再びジョブズがトップに
迎え入れられたという話は知っていた。

その波乱万丈の生涯を、映画で再現してくれた。「常識はずれた
人間、はみだし人間、異端児が世界を変える。世界を動かす」
破天荒な彼の生き様に共感する。

CEOに就任しても、基本給与は 年1ドルしか受け取っていなかった
というのは驚き。ディズニーの役員にも就任したが、役員報酬は
辞退していたともいう。

片やライバルのビル・ゲイツは、世界長者番付で、1994年から
2006年まで13年連続の世界一。個人資産は推定530億ドル
(日本円で約6兆2000億円)。


「アップル社に解雇されたことは、私の人生で起こった最良の
出来事だった」とジョブスは言う。「私は解放され、人生の中で
最も創造的な時期を迎えた」と。

私も同感。会社を辞めたことでの開放感は何ものにも変えがたい。
彼とはスケールが桁違いですが・・・・。