「東条英機の遺言」というのが、あるとのこと。
本人が口述してものを、書き止め、また修飾してあるので、この通りが真実ではないとの意見も。
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英米諸国人に告げる 今や諸君は勝者である。我が邦は敗者である。 この深刻な事実は私も固より、これを認めるにやぶさかではない。 しかし、諸君の勝利は 力による勝利であって、正理公道による勝利ではない。
我れ等はただ微力であったために 正理公道を蹂躙されたのであると痛嘆する。
いかに戦争は手段を選ばないものであるといっても、 原子爆弾を使用して無辜の老若男女数万人 もしくは数十万人を一挙に殺戮するようなことを 敢えて行ったことに対して、 あまりにも暴虐非道であると言わなければならない。
諸君はすべからく一大猛省し、自らを顧みて天地の大道に恥じることないよう努めよ。
●日本同胞国民諸君
大東亜戦争は彼らが挑発したものであり、私は国家の生存と国民の自衛のため、止むを得ず受けてたっただけのことである。 ゆえにもし、世界の世論が、戦争責任者を追及しようとするならば、 その責任者は我が国にいるのではなく彼の国にいる。
不幸にして我が国は力不足のために彼の国に敗けたけれども、正理公議は厳として我が国にあるということは動かすことのできないことである。 力の強弱を、正邪善悪の基準にしては絶対にいけない。 人が多ければ天に勝ち、天が定まれば人を破るということは、天道の法則である。 諸君にあっては、大国民であるという誇りを持ち、 天が定まる日を待ちつづけていただきたい。
靖国神社の「遊就館」は、「日本は悪くない、あの戦争は、アジアの同胞を欧米の植民地支配から解放する聖戦だった」という視点で貫かれています。
「遊就館」は 平成14年に全面改装されオープンしたもので、開館当時は 私でさえ「そこまで言うか」と戸惑いでした。
しかし今、若い世代を中心に、この思想がじわりと広まっているとのこと。
はたして、良いのか悪いのか、戸惑いです。