現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

虚無僧の旅は先祖探しの旅

2017-05-23 19:52:58 | わが家のこと

ブログが 5,700本にもなりました。種々雑多、とりとめもなく
書いてきましたので、カテゴリー別にまとめることとしました。

1.「牧原家の先祖」
2.「母方の山室家の先祖」
3.「虚無僧のルーツ」
4.「一休と虚無僧」

私の「虚無僧の旅」は、「先祖探しとその慰霊の旅」です。
尺八を吹いて、喜捨をいただきながら、全国どこへでも
行けるのですから、一石二鳥なのです。

先祖の足跡は、樺太から沖縄まで 18以上の都道府県に
散らばっています。

樺太、北海道、青森、福島、埼玉、東京、神奈川、
千葉、山梨、長野、静岡、愛知、岐阜、京都、
和歌山、大分、熊本、沖縄

このうち、まだ行っていないのは樺太だけとなりました。
江戸時代の後半、会津藩は、南下してくるロシアに
備えて、樺太の警備に当たりました。私の先祖も、
その任に就いての帰路、暴風雨に遭って船が難破、
一ヶ月半もかかって会津に帰っています。利尻島には、
会津藩士の墓があります。いずれ、行ってみたいと
願っています。

このブログは平成19(2007)年6月3日から始まっています。

この年の6月1日。「尺八本曲(虚無僧が吹いた尺八曲)の
全国大会」が、和歌山県、新宮市の「全龍寺」でありました。

「全龍寺」は、幕末から明治にかけての虚無僧「尾崎眞龍」の
菩提寺ということで会場に選ばれたのですが、行ってみて
知りました。ここは、江戸時代の初め、浜松から新宮に
移封されてきた[水野重仲」の菩提寺で、藩士たちも、ここに
葬られたとのこと。私の先祖も、水野家の家臣として、
新宮に来ていましたので、ここに葬られていたのです。
まさに“先祖の霊”に呼ばれたかと、体が震えました。

虚無僧の旅をしていて、このような不思議なめぐり合わせに
感動した経験は 数々あります。

そんな「紀行文」を『平成の虚無僧一路の旅』として、
まとめたいと思っています。





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