現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

人は鏡、相手を批判しない

2021-07-24 11:40:39 | 虚無僧日記

実践倫理(朝起き会)の実践徳目のひとつ「人は鏡、相手を批判しない」。

他人を批判ばかりしてきた私。今年の実践課題に決めた。

すると早速 試されることに。

名古屋城前の広い交差点。左2車線が左折ライン。

青の左矢印がついても、前の二台が一向に動こうとしない。

イラッとする私に、助手席のパートナーが「怒らない、怒らない。

こんなことで腹を立てない。見えてないんだから」と。

数秒待てば、さすが前の車も気づいて動き出した。

そうか、視界に入っていても肝心の信号が見えてないというとはよくある。

自分でも、後ろからクラクションを鳴らされてことがある。

まさに「人は鏡。自分だってそういうミスはするのだから、

決して相手を責めてはいけないということ。

 

その晩、テレビを たまたま付けて見たら、「伊勢神宮の紹介番組」で

「鏡は我をとると神」と。なるほど「かがみ」から「が(我)」の字を取ると

「かみ(神)」になるとの話。目から鱗。

鏡は己の醜い我を映し出す。鏡を磨くことで、己の我を拭い去れば

神の境地に至れるということか。

 

 

 



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