現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

夏目雅子

2012-10-06 04:03:23 | テレビ・映画・芸能人
「夏目雅子」には特別な思いいれがある。
私の妻と同じ「東京女学館」。冬でも白のセーラー服が
ひときわ目立つお嬢様学校だ。寅年、B型、趣味は箏
というのも妻と同じ。

17歳の時に ソフィア・ローレンの『ひまわり』を見て
本格的に女優を目指すようになった。私も好きな映画だ。

東京女学館の小中高校から短大に進む。その入学直後に、
タオルメーカー内野(現UCHINO)のコマーシャルに出演。
水着姿で両足を開いて立ったポスターが人目をひいた。
しかし、その大胆なポーズが「女性の品位を汚す」として
退学になった。そんな時代でした。

高校時代のあだ名は「ダテピン」。開けっぴろげな性格
だったという。

日本テレビ・愛のサスペンス劇場『愛が見えますか』の
オーディションで、486人の応募者の中から盲目のヒロイン役に
選ばれ、女優デビューした。この時の演技は57回連続NGを出され、
「お嬢さん芸」と言われたほど拙いものだった。

その素人っぽいお嬢様が また 初々しい魅力でした。

『鬼龍院花子の生涯』の撮影に入る時、夏目雅子はすでに
病気だった。共演の仲代達矢が語っている。「『私、病気持ちで、
ここに大きな傷跡があるんです。仲代さんとはラブシーンが
あるから先にみせておきます』って、パッと着物をはだけさせて、
胸元の手術跡をみせてくれたんです。そのとき、これは凄い人だと
思いました」と。(春日太一「仲代達矢が語る『昭和映画史』)

私も、そんな夏目雅子に惚れた一人でした。

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