現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

源氏物語「夕顔」

2009-11-01 10:39:24 | 虚無僧日記
源氏17歳。乳母の見舞いの折、隣の垣根に咲くユウガオの花に
目を留め、その邸に独りかくれ住む女に興味を持ち、通うように
なった。 お互い素性は明かさず逢瀬を重ね、のめりこんでいく。

するとある晩、深夜に六条御息所の亡霊が現れて恨み言を言う。
夕顔はそのまま人事不省に陥り、明け方に息を引き取った。


紫式部の伯父藤原為頼に預けられていた「大顔」という雑仕女が、
親王の寵愛をうけて、王子(藤原頼成)を産んだが、ある夜、
物の怪に襲われて頓死した。紫式部は、この大顔をモデルとして
『源氏物語』に登場させたのが「夕顔」であろうと考えられている。


「地唄・夕顔」の歌詞
  すむは誰 訪いてや見んとたそかれに 寄する車のおとづれも
  絶えてゆかしき中垣の 隙間もとめて垣間見や かざす扇に
  たきしめし 空炷きものもほのぼのと ぬしは白露ひかりを添へて
  いとど栄えある夕顔の 花に結びしかりねの夢も 覚めて 身に染む
  夜半の風

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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