『八重の桜』第1回のタイトルは「ならぬことはならぬ」でした。
これは、会津藩の子弟の教育、「什の掟」の最後の一節。
「什の掟」と言っても「10条」ではなく「7つ」しかないのです。
「什」とは、「十」に由来して、軍や隣組の組織で、十人一組の単位。
と、また「什器、什物」というように、「日常の、ふだん用いるもの」
という意味も含んでいるようです。
会津藩では、6歳から9歳までの子弟は、10人ぐらいで「什」という
グループを作り、最年長者が「什長」となり、毎日「什の掟」を
訓示しました。
「什の掟」は7カ条からなります。
一、年長者の言ふことに 背いてはなりませぬ
二、年長者には 御辞儀をしなければなりませぬ
三、虚言を言ふ事は なりませぬ
四、卑怯な振舞をしては なりませぬ
五、弱い者をいぢめては なりませぬ
六、戸外で物を食べては なりませぬ
七、戸外で婦人と言葉を交えては なりませぬ
そして最後に「ならぬことは ならぬものです」と唱和する。
私も子供の頃から教えこまれていました。
この「ならぬことは ならぬ」だいぶ、世間に知られてきたようで、
先日、新しい尺八のお弟子さんがみえて、なかなか尺八を
鳴らせず「鳴らぬものは、鳴らぬ」と。大笑いしましたです。はい。
これは、会津藩の子弟の教育、「什の掟」の最後の一節。
「什の掟」と言っても「10条」ではなく「7つ」しかないのです。
「什」とは、「十」に由来して、軍や隣組の組織で、十人一組の単位。
と、また「什器、什物」というように、「日常の、ふだん用いるもの」
という意味も含んでいるようです。
会津藩では、6歳から9歳までの子弟は、10人ぐらいで「什」という
グループを作り、最年長者が「什長」となり、毎日「什の掟」を
訓示しました。
「什の掟」は7カ条からなります。
一、年長者の言ふことに 背いてはなりませぬ
二、年長者には 御辞儀をしなければなりませぬ
三、虚言を言ふ事は なりませぬ
四、卑怯な振舞をしては なりませぬ
五、弱い者をいぢめては なりませぬ
六、戸外で物を食べては なりませぬ
七、戸外で婦人と言葉を交えては なりませぬ
そして最後に「ならぬことは ならぬものです」と唱和する。
私も子供の頃から教えこまれていました。
この「ならぬことは ならぬ」だいぶ、世間に知られてきたようで、
先日、新しい尺八のお弟子さんがみえて、なかなか尺八を
鳴らせず「鳴らぬものは、鳴らぬ」と。大笑いしましたです。はい。