演説上手な野田氏、安全な選択と見なされ (フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース
「駅前留学はNOVA、駅前演説はノダ」と自ら
ジョークを飛ばす「野田新総理」。24年間、ほぼ
毎朝 街頭演説で鍛えてきた「喉」と「喩え」を
まじえてのトーク術。
“トンビが油げ”さらったような、想定外の決着
だったが、“これでいいノダ”の声も出てきている
ようだ。
前原や海江田では、有権者や党内でも、好き嫌いが
はっきりしている。どの道、総理になっても、足を
引っ張られる材料は多い。その点、野田氏は、地味で
地道な政治スタイルをもち、イデオロギー的な偏りが
ない。
「今こそ政治が安定するチャンスだ。これほどの
チャンスはずっとしばらくなかった」との声も。
それにしても、参議院では、野田氏は110票、
自民党の谷垣禎一氏が107票。わずか3票差。
参議院定数は242、衆議院は480。その最大
多数の党派の過半数を得れば、日本の国家元首に
なれる。
つまり、国会議員の「4分の1」の支持で総理大臣に
なれる。4分の1が4分の3を支配する。「脱原発」も
「原発依存」も200人の意思で決るということには、
何か危うさを感じる。民主主義、多数決の原理の盲点かも。
「駅前留学はNOVA、駅前演説はノダ」と自ら
ジョークを飛ばす「野田新総理」。24年間、ほぼ
毎朝 街頭演説で鍛えてきた「喉」と「喩え」を
まじえてのトーク術。
“トンビが油げ”さらったような、想定外の決着
だったが、“これでいいノダ”の声も出てきている
ようだ。
前原や海江田では、有権者や党内でも、好き嫌いが
はっきりしている。どの道、総理になっても、足を
引っ張られる材料は多い。その点、野田氏は、地味で
地道な政治スタイルをもち、イデオロギー的な偏りが
ない。
「今こそ政治が安定するチャンスだ。これほどの
チャンスはずっとしばらくなかった」との声も。
それにしても、参議院では、野田氏は110票、
自民党の谷垣禎一氏が107票。わずか3票差。
参議院定数は242、衆議院は480。その最大
多数の党派の過半数を得れば、日本の国家元首に
なれる。
つまり、国会議員の「4分の1」の支持で総理大臣に
なれる。4分の1が4分の3を支配する。「脱原発」も
「原発依存」も200人の意思で決るということには、
何か危うさを感じる。民主主義、多数決の原理の盲点かも。