昨日、日タイ修好120周年記念行事のコンサートが、
日泰寺本堂であった。
日タイ親善大使である
雅楽師、東儀秀樹さんによるコンサート。
応募したら当選した。
大太鼓が打ち鳴らされ、
本堂の仏像がライトアップされ、
幻想的な中で始まった。
笙の音は「天から差し込む光」
篳篥の音は「地上で生活する人間の声」
龍笛の音は「空を舞う龍の鳴き声」
と古来から伝えられ、
天を表す「笙」・空を表す「龍笛」
地(人)を表す「篳篥」で合奏することによって、
一つの宇宙を表しているのだそうです。
笙は羽をたたんだ鳳凰の姿に似て、
「鳳笙」とも呼ばれていると。
先日行った宇治の平等院の鳳凰。
横からですが、何となく雰囲気、似てますよね。
これは笙だと思ったら、「竿(う)」という楽器。
正倉院展に出陳されていました。
笙より一回り大きく、より低い音を出すのだそうです。
お寺の本堂での東儀秀樹さんのおしゃべりと演奏、
また違った趣があってよかった。