訪問看護の患者さんで俳句をたしなむFさん。
Fさんは視力障害があり、
また神経因性膀胱から尿閉(自力で排尿できない)になり、
カテーテルを膀胱に留置しています。
訪問の内容は
健康状態のチェック(検温・脈拍・血圧などの測定)と、
カテーテルの管理。尿に浮遊物や混濁がある時は
カテーテルが詰まらないように
膀洗といってカテーテルから生理食塩水を注入して膀胱を洗います。
そして傾聴・・・・・・お話を聴いてあげることです。
そこで、私も一句読んで持参し、できをみてもらうことにしました。
先日、桃花台アピタまで、ナンキンハゼの並木を歩いた時の一句。
「秋拾う いつも車の 歩き道」
秋という言葉は直接過ぎるからと「秋拾う」を「紅葉踏む」にして
「紅葉踏む いつも車の 歩き道」
私的には、初秋、まだまだ紅葉に早いけど、
いつも車で、歩くことのあまりないこの道を歩いて、
写真のような落ち葉を拾い、
感動した気持ちが、「秋拾う」になってるんだけど・・・・・・・
押し花にしたこの落ち葉をあげました。
Fさんの句
「叱られて 叱るも夫婦 萩の花」
先日、ラジオで
「無冠の帝王」とは賞やタイトルを獲得できていない
実力者を指す言葉。
例えば、先日引退試合をしたオリックスの清原和博選手のような人。
元はどのような職業の人を指す言葉でしょうか?
というクイズをやっていました。
ちなみに、野球においては首位打者・本塁打王・打点王の
打者三冠タイトルを獲得していないが、
それらのタイトルを獲得してもおかしくないほどの
実績のある選手を指して、「無冠の帝王」というそうです。
投手については基準が定かではないようです。
ところで、答え分かりましたか?
私は分からなくて、電子辞書を引いて、初めて知りました。
地位はないが強い力のあるもの、また権力に屈しない者の意で
新聞記者やジャーナリストのことをいうそうです。
へえ~でした。